
写真1 ハチマンサンのカマド。防潮堤の上にあり、海へ下りる階段がつく。カチド6人ほどが利用

写真2 シラハマのカマド。防潮堤の海岸側にある。カチド7人ほどが使う。Nさんも使う

写真3 ケッツのカマド。防潮堤が切れた崖の下にある。カチド8人ほどが使う

写真4 ②シラハマのカマド ③ケッツのカマド ④突堤


写真5 ハチマンサンのカマド 青峯山十一面観世音菩薩発祥之碑、海上安全祈願碑などが並ぶ
写真6 暖をとる薪などが積まれている。ハチマンサンのカマド

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三重県鳥羽市相差(おうさつ)町は漁業のまち、海女と漁師のまち。
海女さんは潜り終えると、暖をとり冷えた身体を温め、談笑し、しばし休む。
その場の一つがカマド。主に歩いて海に入るカチドと呼ばれる海女さんが使う小屋。
筆者が見聞撮したのは白浜と前の浜のカマド。
本日紹介するのは白浜にあるハチマンサン、シラハマ、ケッツのカマド(上の写真)。
カマドの脇には廃材や薪が積まれている(写真6)。
燃やして暖をとるため。
シラハマのカマドは「民宿旅館たつみ」で海女仕事を筆者にご教示のNさんたちのもの。
カチドの海女さんの中には、カマドを持たず、自家とイソバ・磯場を往復する海女さんもいる。
白浜には5人ほどいて、写真4の④突堤からイソバに出入りする。
引用・参考文献等:弊ブログ2014年04月27日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年03月29日 撮影地:鳥羽市相差町白浜