おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

今は珍しい、「とちおとめ」と水稲の水田二毛作

2014年05月15日 00時00分00秒 | 農業

写真1 「とちおとめ」ビニール温室の建っていた田んぼにWさんが田植え。「とちおとめ」親株は順調に生長


写真2 奥様とお孫さんがWさんに苗箱を渡す 


写真3 補植用苗を一輪車で運ぶ奥様


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 2014年05月11日11時すぎ、無風、好天気。
 Wさん家族は「とちおとめ」ビニール温室跡を含む田んぼの田植え。
 Wさんが田植機を運転、奥様とお孫さんが苗渡し。
 周りの田んぼ全てに早苗が並ぶ。

 奥様曰く。
   昨日は風が強くて田植えできなかった。
   「とちおとめ」温室は05月06日に取り壊した。
   私の年代の人たちはデイサービスにお世話になっている。
   田植えする人なんて少ない。
   うちで世話する人がいなくちゃ、デイサービスに行くしかない。
   田植え済んだら、ゆっくりお茶飲みましょう、寄ってください。
 ありがとうございます、と答える筆者。

 さて、今は珍しくなった水田二毛作、「とちおとめ」と水稲。
 この作型をH集落でとっているのは、筆者視認の範囲でWさんとTさんの2人。
 耕作田んぼのすべてでなく、一部の田んぼではあるが。

 Wさん、Tさんともに昭和1桁世代。
 両氏が引退すると、水稲一毛作になる可能性大。
 我が国農業の現実、将来を見る。

 引用・参考文献等:弊ブログ2013年10月11日2014年03月30日04月01日04月22日05月03日(写真2にWさんの「とちおとめ」ビニール温室が見える)
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年05月11日 撮影地:埼玉県久喜市

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