
写真1 麦間の裸地を整えてユウガオ苗を移植中 2014/04/29

写真2 ユウガオ苗にビニールを四角錐状に被せる ユウガオ脇の粒は殺虫剤

写真3 四角錐状ビニールの上に稲わらを南北に斜めにかける


写真4 畑の両端に裸地を造り、ユウガオ苗を移植。蔓を畑の中央(今、麦)へ延ばす。道路と他人畑に挟まれた畑に適う方法を見る
写真5 麦を早期に刈り作土に混ぜ込んだ裸地 写真1と同じ裸地 2014/04/19

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誰しも、作土に優しい、環境に優しい栽培方法を切望
その一つが麦の間にユウガオ苗を移植する方法
今どき珍しい
ユウガオ苗を麦の畝と畝の間に移植するのではない
ユウガオの匍匐茎・蔓が伸びる幅広い範囲の麦を早期に刈り作土に混ぜ込む
その裸地を整え、日を経てユウガオ苗を移植する
残った麦も、ユウガオ苗移植後、日を経て刈る
麦は早かれ、遅かれ肥料となる。いわゆる緑肥
このような方法を麦間ユウガオ移植と呼ぼう
2014年04月29日、麦間ユウガオ苗移植の現場に遇う、幸運
7年間狙っていたYさんの畑
Yさん夫妻と後継者が移植中(写真1)
この移植を行なうのはYさんだけ、筆者が歩いた7年間で
麦間や被せるビニール、稲わらなどの効用を3人に伺うと次のよう
麦は寒風避けになり、春の作土嵐も防ぐ(弊ブログ2013年03月12日)
畑の土埃、作土嵐には苦情がけっこう寄せられる
苗に被せる四角錐状ビニールは防霜、防雹のため(写真2)
その上に稲わらを南北へ向けて斜めにかける(写真3)
苗が根づくまでの陽避け、陽陰つくりと防霜
しかし、ビニールをトンネル状に張らない、稲わらで終わり
移植が遅いので、厳しい防寒・防霜対策を必要としない
さらに、同じ畑に連作しないので土壌燻蒸剤は不要
上記のような移植・栽培方法を続けてください、Yさん
今も、将来も求められています
なお、Yさんの先代は独特のネットトンネルを造っていた(弊ブログ2013年07月12日)
引用・参考文献等:弊ブログ2014年04月30日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:写真1~写真4;2014年04月29日 写真5;19日 撮影地:栃木県下野市