おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

8月のおにぎり2個 雷雨怖く 定路歩きひかえる

2015年09月20日 00時00分00秒 | 諸活動

写真1 ブロッコリー移植・定植の畑  弊ブログ2015年09月03日 2015/08/31 下野市


写真2 黒寒冷紗の中はブロッコリー苗弊ブログ2015年08月29日写真4)  弊ブログ2015年08月20日 2015/08/24 下野市


写真3 8月中旬、稲刈り始まる  弊ブログ2015年08月22日27日 2015/08/22 加須市柏戸


写真4 送り盆の日 仏様の腰掛け・精霊馬  弊ブログ2015年08月17日 2015/08/16 吉川市深井新田
写真5 オニバス自生地 水面に光る夏の雲  弊ブログ2015年08月12日25日写真4 2015/08/10 加須市越中

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 本月は、7月と同様、雷雨怖く、定路へ気向かず、歩きはひかえる(弊ブログ2015年09月10日
 定路の下野市域の畑作地では、8月下旬、干瓢つくりは終盤となり、ブロッコリーやホウレンソウの栽培始まる(写真1・写真2)
 8月10日は、オニバス自生地見撮の後、JR宇都宮線自治医大駅で降りて里みち・農道を歩く

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記
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タマネギの共同播種 「村」の絆をみる

2015年09月19日 00時00分00秒 | 農業

写真1 タマネギの種を人力播種機(5条播き。)を使い共同で播く。Aさんの育苗畝。写真奥の裸地はAさんのユウガオ栽培跡、緑はゴボウ


写真2 タマネギの種を人力播種機(5条播き。)を使い共同で播く。Tさんの育苗畝。写真手前の緑はソバ


写真3 畦で播種(写真2)を見守る共同播種メンバー


写真4 Aさんは、すべての共同播種を終えて戻り、人力播種機で播いた畝(写真1)に雨避けネットを奥様といっしょに被せる


写真5 共同播種を終え、人力播種機の播き条の間にTさんの奥様が種を播き足す。鎌で覆土


写真6 奥様の播き足しは終わり、雨避けネットを被るTさんの育苗畝(写真2・写真5の畝)

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 タマネギの共同播種
 筆者が歩く里みち・農道脇の畑で行なわれる
 7戸の経営主が人力播種機を使い播いて回る
 人力播種機はJAから借用
 共同播種は始まって久しい
 播種後の育苗、栽培、出荷は個別

 2015年09月13日は朝7時頃から始まり、8時40分頃には終わった
 共同播種を終えたAさん、奥様と被覆材を播き畝(写真1)に被せる(写真4・注1
 “雨にぶたれると駄目になっちゃうだろうな、だから被せる”とAさん 
 奥様(写真4)の話では、移植・定植は10月末に始まり11月03日・04日には終わる
 
 共同播種メンバーのTさん夫妻も被覆材を被せた(写真6・注2
 移植・定植は10月24日、25日頃始める予定
 ちなみに、種代は7万円ほど

 JAの人力播種機貸与を契機に「村」の絆が具現
 今後とも長く維持されることを願います 
  
 注1 ご両人は弊ブログ2015年04月29日で筆者に種々ご教示
  29日の写真1・写真3をあらためてみると、ユウガオ畑の右前方に緑のタマネギ畑。そこに本日播種し、移植・定植して連作
 注2 写真2・写真5・写真6の育苗畝は弊ブログ2015年06月04日写真1・写真2の畑に設置。この畑に移植・定植して連作
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年09月13日 撮影地:栃木県下野市



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葉落ち蝶落ち水落ち 初秋みち

2015年09月18日 00時00分00秒 | 景観
 







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 色づくケヤキ、トチノキ、一葉、二葉落ち
 最期のアカボシゴマダラ落ち
 土水路の水落ち
 初秋みち
 
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年08月24日・09月03日・13日 撮影地:栃木県下野市

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農家の庭に見る季節変化 干瓢消える

2015年09月17日 00時00分00秒 | 景観

写真1 2015年9月3日10:57  テドロ弊ブログ2014年07月16日写真1参照)  
 奥様は干し始めて2日目の干瓢をビニール被覆・パイプ温室型干瓢乾燥室(写真2)の中から運び出し、
 細い干瓢を抜き分け、品揃えを行なっている。この作業をテドロと呼ぶ
 テドロを終えた干瓢は乾燥室・硫黄蒸し室(写真2の奥。)へ
 奥に見えるブルーシートの中は籾自動乾燥機



写真2 2015年9月3日10:59  干瓢少なく、干し竿余る
 ビニール被覆・パイプ温室型干瓢乾燥室の中に干瓢、入口に緑の干し竿が立つ
 写真右端・奥のビニール被覆・パイプ温室型干瓢乾燥室・硫黄蒸し室は空



写真3 2015年9月3日10:52  青壁の奥で干瓢作業の女性(この写真では見えない。)を里みちから視認
 話を聞けなかったら仕方ないと意を決し庭に入る
 その後は写真1、写真2。当家の干瓢つくりは弊ブログ2015年07月16日写真52013年07月16日写真3
参照


盛夏の干瓢干し 犬は木陰で昼寝 2013/07/02 下野市



写真4 2015年8月31日14:28  干瓢つくり終盤、干し竿余る
 ビニール被覆・パイプ温室型干瓢乾燥室は二つ
 写真右・奥の乾燥室・硫黄蒸し室に、蒸し済みの干瓢あるいはこれから蒸す干瓢が吊るされている
 手前の乾燥室は閉められ、今朝から干された干瓢と2日目の干瓢が吊るされている



写真5 2015年9月13日 11:54  出来秋、籾殻を吹き出すビニール製管が2本並ぶ
 当家は干瓢つくりを終え、稲刈りを始めた
 写真中央・奥の乾燥室・硫黄蒸し室には青の肥料袋、手前の乾燥室の干し竿は撤去されている


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 季節変わりを視認できる事象は様々
 8月、9月、筆者が歩く里みち・農道から見える事象の一つが上の写真
 農家の庭に見る夏から秋への季節変わり

 庭のビニール被覆・パイプ温室型干瓢乾燥室の様変わり(写真2~写真4)と籾殻排出管(写真5)
 ユウガオ栽培・干瓢つくりが終わり、水稲刈取りが始まる
 夏去り、秋来たる

 さて、干瓢つくり作業中の奥様(写真1)は次のようにご教示
 今行なっているのはテドロ
 細い干瓢を抜き、みばをよくする
 干瓢屋さんに言われて行なっている
 農家から干瓢を相対で買うのが干瓢屋さん
 自分ちは小山の干瓢屋さんに売る(注1)
 ユウガオの実・フクベが多い日は午前2時に起きてカンピョウムキを始める
 “つくっている人、やってる人は70(歳)過ぎ、やめちゃいますよ”
 ユウガオの跡はホウレンソウを栽培
 “ここはホウレンソウの本場”

 注1 筆者が見聞する干瓢屋さんは、当地の下野市(旧石橋町・旧南河内町・旧国分寺町)、小山市、茨城県結城市から買い付けに来る
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:栃木県下野市


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アキノタムラソウ 日本のサルビア

2015年09月16日 00時00分00秒 | 植物
  

 


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 写真のアキノタムラソウは里みちの端に咲いていた
 道の先はシモツケコウホネ(注1)やバイカモ(注2)が咲く清流

 本種アキノタムラソウ(学名:Salvia japonica・シソ科)は、その名から秋の草のよう
 しかし、花は6月の梅雨入り頃から開き、初秋まで続く
 薄紫の花は一つの節に6個ほどつき、陽光の方向に偏る
 萼から筒状の花弁が伸びる
 草丈はけっこう高く、20~80㎝
 山際の道端、畦道、刈取りされる草原などに分布する多年草

 注1 弊ブログ2011年07月25日 注2 弊ブログ2015年07月27日
 引用・参考文献等:①大工園認著「野の花めぐり 夏編」129頁 株式会社南方新社 2003
            ②岡山理科大学総合情報学部植物生態研究室(波田研)Website
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2008年09月15日 撮影地:栃木県日光市小代(こしろ)



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