蟻の数が若干減ったように感じますが、
相変わらずせわしなく登っていきます。
葉を見ると、
もうアブラムシのいない葉が多く、
たまにいる葉でも1~3頭ほどです。
2㎜ほどのアブラムシも頭で数えるのですね。
分からないことがいっぱい出てきたので、
図書館でアブラムシの本を借りてきました。
(写真2枚目は、姫ウツギにいるアブラムシ。
新芽が縮れ中にはアブラムシと小さい蟻。)
それで分かったことは
アブラムシは黄色が好き。
驚異の増殖率(1ヶ月で1万倍ということも)。
針を刺して汁を吸い、糞を出す。
その糞は甘露といい、蟻が好む。
甘露は炭水化物とアミノ酸で出来ている。
蟻とアブラムシは共生関係にあり、
蟻は天敵よけになったり、
アブラムシを運んでくれる。
(写真3はモミジの敵ゴマダラカミキリ)
残念ながら、まだ蟻がアブラムシを背中に乗せて運ぶシーンを見ていません。
ルーペを飼って観察すると良いと著者が勧めていたので後で買うつもり。
師匠が今朝、草木灰を持ってきてくれたので、(蟻が嫌うかもしれないので)、
ヤマボウシの周りに撒きました。
アブラムシはウィルスを媒介するので、人間から見ると侮れない害虫。
敵を知って、対処法を考えておくことは、今後大いに役立つはず。
銀色のテープ(七夕の短冊のような)を下げると虫除けになるとも書いてあったので、
来年はやってみようと思う。
でも、覚えていられるかどうか?それが、問題です。