日常生活の中で体験したことが、
本を読むきっかけになることがあります。
体験に、、、知りたいという欲求が加わると、
本を読もうとする原動力がわいてきますね。
読書の方は、
沢木耕太郎の本をまだ読み続けていて、
「凍」(登山家山野井夫妻が主人公)に入ったところでした。
そこへ、二つの出来事が起こります。
1つは、天狗山祭の実行委員会があり、
来年の祭りをどのように執り行うか
皆で話し合おうということになったのです。
天狗山祭を再開しましたが、
かつて行われていた祭の体験がありません。
どんな祭にしていけばよいのか?
真剣に考えなければなりませんが、良い考えも浮かばず、、、。
どうしよう、、、、状態でした。
そんな折、つい最近読み終えた本が、
河合隼雄著「私が語り伝えたかったこと」でした。
その中に「現代人と宗教」-無宗教としての宗教-というのがあって、
祭を考えるうえで参考になりました。
買っておいて、読んでない本もあります。
「神話と日本人の心」河合隼雄著
さっそく読み始めました。
かつては読めずにいた本が、
問題意識が出てくると、興味深く読めるのだと気づきました。
昔の人達がどんな思いで、神や祭りのことを
考えていたのかを知る手掛かりになりそうです。
もう一つの体験は夢。
家族が登場する夢を見たのです。
夢の全部は覚えてはいないのですが、
父親が娘の肩に手をかけて居る夢でした。
さてこれは、どんな意味があるのか?
気になり、次に読む本を見つけました。
夢がテーマになっている2冊。
「明恵 夢を生きる」再読用
「プロのカウンセラーの夢分析」途中で挫折した本
40代、50代はよく河合さんの読んでいましたが、
再び河合さんと本での再会です。
あっちへ行き、こっちに戻りしながら
読書の旅を続けます。
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