<監督は喪中につき新年の挨拶を失礼させていただきます>
目標に向かって前進しましょう
年末の富士山女子駅伝大会を名城大学が制覇しました。1994年に米田監督が赴任した時は
知名度がもう一つ。徹底的な管理指導により2005年には初制覇を果たしましたが、その後、
低迷が続きました。
米田監督の言葉
「大学でそれなりの結果を残しても、実業団に進むと成果が見られない。大学で徹底的に
管理され、選手はいっぱいいっぱい。 自分の考えを持たず、"実業団でやれ"、そういわれ
ても考える力がついていない。ただ、オリンピックや世界選手権で活躍する選手を育てるに
は、今のやり方ではだめだ"。体重の管理や競技への取り組み方、そうしたことを自らできる
選手に育てなければ」
「管理指導ではチームの幅が狭くなる。選手間の差が小さくなります。型にはめる指導です
から、走れる選手も走れない選手も大きく崩れることはありません。その代わり伸び伸びとは
走れない。それに、管理されていると自分の頭で考えることがない。 一度歯車が狂うとガタ
ガタと崩れていく。レースの中で自己判断する力がかけ,予想外の展開になると適応する力が
ありません」
自主性を重視した指導
①自分で考えた行動をする。
②選手としての意識があれば、当然自分で自分でやる。
(厳しい練習、結果を残すための体調管理)
③目標を明確にし、個人でもチームでもぶれずに取り組む。
自主性は何でも自由にやって良いということではありません。
目標に向かって前進しましょう