幸せでいることができるまでは、毎日、意識して取り組んで
いくと、いつかは、それが、当たり前になっていきます。
他者の話を受け取らない。自分が凹みそうなことなら、
なおのことですね。
毎日、毎日、自分に問うこともあります。
「それにより、自分が幸せでいられるのか?」ーと。
ところで、選ばないと、どうなるかのお話を前にさせて
いただきましたが、それは、脳とも関係しているようですね。
今では、テレビの情報番組の中で、体のしくみについて、
先端の研究が紹介されていますので、よくみます。
筋肉はある程度の負荷がかかった方が良いらしく、
脳も同じで、新しいことをした方が良いのですね。
あたまは使わないと、どんどん退化するって、あながち
はずれてはいなかった。
そういえば、前に、県の出先機関でバイトをしていたことが
あるのですが、そこには、準公務員といわれている身分の
人たちがいたのですが、世の中が便利になり、機械でできる
ことも増えてきたので、実質はすべき仕事はなく、現場に
よっては、毎日出勤して、あとは寝ているだけ・・・という人も
いたようで、職員の知り合いも当惑していました。
私が配属されていた現場の人はなかなかはっきりしていて、
たまに残業になるようなことになっても、断るので、それが、
バイトの自分に回って来ていました。
その頃の私は若かったのもあって、同じ事をして、私よりも
給料がはるかによく、年齢に近い位のお給料をもらっている
と、聞くと、ちょっと、腹もたちました。
面倒な仕事はいつも押し付けられ、私の前任のバイトの人も
腹をたてていたのですが、その時に別の現場でバイトをして
いた人が、こんな楽な仕事ならと、その年の採用試験を
受けて合格し、今もその仕事を続けています。
でも、毎日やるべき責任ある仕事はなく、むしろ現場で
どんよりと、過ごしていると聞きました。生活にも張りはなく、
顔からは生気がなく、ぼんやりとしてゆうつそうな目で職場に
いるところに行き合わせたこともありました。
毎日、達成感のあるような仕事があるわけもなく、大学を出て
きびきびとしたはつらつ美人な彼女(だったの)がなんとも、
もったいないような気がした私でした。
同じように準公務員の採用されている人でも、てきぱきと、職員の
方たちの仕事のサポートをして、気配りをし、毎日を生き生きと
すごしている方もいらっしゃいますが、むしろ、その方のほうが
珍しい。
仕事のことでも、私がしていた仕事内容で、自分がわからない時は、
「これを私はしたことがないのだけど、ちょっと教えてもらえるかしら?」
と、とても、謙虚に習いに来られたことがありました。
その女性は趣味も多く、毎日を楽しく、はつらつとし、人のお世話も
積極的にしていらっしゃいます。
同じ女性からみても、いつもオシャレで、いくつになられても、きれいで
いる。見習うことが多いですね。
同じ人生なら、生き生きと楽しく過ごしたほうが、本人も楽しい人生が
おくれるのだな、と、今ならわかります。
同じような環境にいても、何を選ぶかで、このように変わる。
こう言ってはなんなのですが、生き生きはつらつの方のほうが
見た目もはるかに若いのですよ。かつての同僚は、私より少し年
上なのですが、その彼女の方が、見たときにはものすごく老けて
いらっしゃる。自分の服装、化粧にも一切、かまってなかったです
から、当たり前ではあるのですけどね。
そのことを経験してきて、今がある。それは、それで、得るものが
私には大きかったということですね。
今のお仕事でお会いした女性の方には、よくお話をさせていただく
のですが、私たちの合言葉は
「いくつになっても、きれいでいましょうね。」
と、付け加えています。
あなたの 日々が 豊かで実り多いものでありますように
感謝 天卜占
追記 加筆 修正しました。