天皇・皇后両陛下のご成婚50周年ということで、記念の番組などが
放送されましたね。
その中で、皇室で代々続けられている神事についてのことを
少し話されていましたが、ひとつの神事が前後で二時間続けられる
との説明がありました。
天皇陛下はこの二時間、正座で神事を行われるため、日常生活
でも、テレビを見るときなど、正座でからだを慣らされているとの
お話がありました。
正座が痛いからと、神事に集中できないといけないから、
とお話されていたそうです。
うーん、二時間の神事。祈りのなかに生きられているのですねえ。
本当にあたまが下がります。
私たちもお祓いや、神柱を降ろす時の、30分程度の神事の間は
正座です。
私 「師匠は正座、大丈夫ですよね。」
師匠「今は、ちと、きついな。
もう少し整えが進めば、楽になるとは思う。」
瞑想も仙骨が正しくあったほうがいいっていうのも、気が通りやすい
ことはもちろんですが、
安定した姿勢の方が集中できる、ということもあるのでしょう。
ココロも整え、カラダも整え、光あふれる自分でいることが、
今に在る生き方へ繋がっています。