スイカズラ - 愛知県安城市HG

連続で、しつこく スイカズラ です。
こんどは シベの話題。



スイカズラの花は 開花直後（白い花の時代）が雄しべの活動期だ。
黄色い花粉を頭につけているのが 雄しべ。



やがて花が黄色く色づくころには
雄しべは垂れて雌しべが元気な雌しべ期になる。



この雌しべが 抹茶色をして翡翠のようで きれいなのです。



ところが、ネット検索しても このことがあまり記事になっていません（◞‸◟）



雌しべの先端の柱頭は 大きくて 球形をしている・・・
程度の取り上げ方では すまないと思うのは 私だけでしょうか (´v_v｀)

スイカズラ - 愛知県岡崎市UK

生垣のサンゴジュに絡みついていた スイカズラ。
テントウムシが葉っぱに載っているのは絵になる？のだが、
アブラムシまで はなつぼみについている。
（スイカズラ＋アブラムシで検索すると
スイカズラヒゲナガアブラムシというのが
判で押したように出てくるが関心が無いので
これがそのアブラムシかは 確認してない）



スイカズラ は「吸い葛」から来ているといい、
砂糖がなかった時代、人々はこの花の甘い蜜を
吸うことで甘味を得ていた・・・
とあるブログの記事にあったが、
スイカズラって 昔はそんなにたくさんあったのか？



このスイカズラ、ヘデラのような葉をしている。



検索すると、ロニセラ ジャポニカ オーレオレティキュラータ
などという名で 斑入りスイカズラの品種が園芸用に出ている。
このツルも そんなのが 流出したものか？

アスパラガス - 愛知県安城市YZ

畑ではなく お庭にあったので 観賞用アスパラガス だと思うのですが、
ちがっていたら ご指摘お願いします m(_ _)m



以前、畑で見た アスパラガスの花は もっとラッパ状だったけど、
これは どこかワルナスビの花みたいに 全開している(´v_v｀)
観賞用アスパラガスの品種に スプレンゲリー なんてのがあるが、
花は少し似ているけれど、葉が 似ていない。



アスパラガスの 別名（和名？）は オランダキジカクシ。
オランダから伝来？
＋ キジが隠れることが出来るほど、生い茂る姿から。



アスパラガスは雌雄異株。
萎んだ果実がついてるので、これは 雌株。

畑で見た アスパラガスはこちら↓
アスパラガス - 愛知県安城市・畑

ハコネウツギ - 愛知県安城市Oo

花が咲くと 毎年撮らしてもらっている さるお宅のハコネウツギ。
この木でハコネウツギを覚えたので、私にとっては 標本の木。



クマバチが来ていた。
ハコネウツギの花は クマバチの体形に合ってるようで
とまると しばし深く潜り込む。



ハコネウツギの別名は ベニウツギ。
咲き始めは白いが、だんだん紅色に変色していく。



ウツギ（卯の花）の木は ユキノシタ科。
ハコネウツギは スイカズラ科タニウツギ属。
葉は アジサイの葉に似ている。



前の画像は 雄しべの花粉がたっぷりついていたが、
こちらは 雄しべの花粉が痩せ細っている。
クマバチなどが蜜を吸いに来たら ひとたまりもない（◞‸◟）

エゴノキ - 愛知県安城市EB

エゴノキは 日本、朝鮮半島、中国に分布するエゴノキ科の高木です。
花だけ見ると、 ウツギ（卯の花）とどこかよく似ています (´∀｀)



エゴノキの花は 花径2.5㎝程度のベル状で花冠が５つに裂けて星形をしています。
ところが、ウツギの花冠も よく似た5弁花なのです。



エゴノキの 雄しべは10本。 リング状に並んでいます。
雄しべが 黄色く長い棒状なのが エゴノキ の花の特徴です。
ウツギの雄しべは 先っぽの葯（花粉の袋）が 黄色いだけで、
立ち上がりの棒の部分は白いのです。
ここで 区別できます。

それから・・・
横から見ると分かるように、（↑）
花柄（花をぶらさげている部分）がずいぶんと長いです。
これも エゴノキ の特徴です。
（よく似た花の ハクウンボク よりも長いです）



雄しべが 小さなバナナの房のように見えます。



このつぼみとそっくりな果実が生ります。