アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ムシトリナデシコ - 明治用水西井筋

2018-05-04 13:16:33 | みんなの花図鑑

帰化植物シリーズ、第4弾は ムシトリナデシコ。
ナデシコ科マンテマ属の一年草。



痩せて荒れた土地を好み、道端や河原に自生しますが、
花壇や道路脇の植え込みに意図的に植えられていることも多い。



5弁花ということになっているが、2弁が2組重なって
3弁花のように見える花もある。



茎の上部に粘液を分泌する部分が帯状にあり、べとべとしている。
ここに虫が付着して捕らえられることがある。



しかし、食虫植物とは呼ばない。
虫のよじ登りを防ぐのが目的とする説もあり、
こちらのほうが 説得力がある。


宿根バーベナ - 明治用水西井筋

2018-05-04 13:00:15 | みんなの花図鑑

クマツヅラ科クマツヅラ属
Verbena rigida バーベナ・リギタ



明治用水西井筋の遊歩道に、銘板付きで植えられている。
けれど、いまは 勝手に侵入してきた帰化植物の雑草みたい。



ヤナギハナガサ(三尺バーベナ)なんてのもあったけど、
違いを忘れてしまった。



宿根バーベナにも種類があるらしく、これは
「宿根バーベナ・小花」としてあった記事もあった。
いわく、
「草丈は短く直立、サンジャクバーベナよりも貧相な花です。」


ムラサキツメクサ - 猿渡川(愛知・安城)

2018-05-04 12:10:11 | みんなの花図鑑

アカツメクサ とも、あるいは一般に 赤クローバーとも呼ばれる。(Wiki)



ユーラシア大陸が原産の帰化植物。
日本には 明治維新ごろと言われている。



昔ヨーロッパからガラス製品が日本に入って来たとき、
乾燥したクローバーの花をクッションとして詰めてあったことから、
「詰め草」と呼ばれたのが名前の由来とか。



レッドクローバーと言っているが、
白いクローバーよりはるかに大きくなる(と思う)。



アカツメクサは、名前のとおり濃いピンク色の花ですが、
白い花をつけるものもあるそうです。
その場合、シロバナアカツメクサというのだそうです。



地面をはうよりも斜めに立ち上がるか、直立して伸びます。






オオキンケイギク - 猿渡川(愛知・安城)

2018-05-04 11:37:54 | みんなの花図鑑

キク科 ハルシャギク属(=コレオプシス属)のオオキンケイギク(大金鶏菊)。



きれいだけれど、
特定外来生物(栽培や移動、販売などが禁じられている)
リストの1番に挙がっている。



まだ蕾が多いが、今年は 例年より早く 堤防を黄色に染めるだろう (ー_ー)!!



花だけ見ると、キバナコスモス に似ていると思う。
ハルシャギク属だから ハルシャギクに似ているかと
思ったが、あちらは赤紫色の波紋があるので
間違うことは無いと思います。


シャリンバイ - 明治用水西井筋

2018-05-04 00:26:22 | みんなの花図鑑

明治用水の植栽を代表する木です。



バラ科。
シャリンバイのバイは 梅。
芯のシベが赤く 全体が白い5弁花なので 梅の花にちょっと似てる。



葉の配列の様子が 車輪に似ていることから シャリン。



白くて 中心が赤い花に フトモモ科の フェイジョア がある。
実物を見れば見間違うことはないが、
掲示板で くっきり写ってない写真を見せられると、
シャリンバイか フェイジョアか 分からないことがある。
フェイジョアは もうちょっと後の開花。

タニウツギ - 明治用水西井筋

2018-05-04 00:04:05 | みんなの花図鑑

西井筋には、タニウツギが何本か植わっていて、
ちょうど花をたくさん付けていました。



ピンク花が多いが、それもつぼみのときは
赤色をしていて 全体のアクセントになっている。



スイカズラ科タニウツギ属。
谷に生え茎の中が空洞だから、
タニウツギ(谷空木) と名がついた。



タニウツギは 北海道、本州の主に日本海側の山地に自生しています。
地方により いろんな呼び方があるようです。
面白いもの、いくつか紹介すると・・・
『サオトメバナ』 田植えの時期に咲くことから。
『イワシバナ』 イワシが取れるころに咲くから。



地方での呼び名、つづき・・・
『カテノキ』 救荒の際に糧めしに入れ若葉を食べた
『ズクナシ』 役に立たない(木)
『カジバナ』 家の中に入れると火事になる!