アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

キリ - 明治用水西井筋

2018-05-03 22:56:41 | みんなの花図鑑

きょうは猿渡川から明治用水西井筋(*) を回ったが、
出会った植物のほとんどが 帰化植物 だった。
唯一、帰化植物でないものがあり、
それが この桐の花。
(* 明治用水幹線は3本あり、東井筋、中井筋、西井筋と呼ばれる)



キリの木は たいてい背が高いので、花が咲いていても
写真が撮れないことが多い。
この桐は 用水の堤防に生えていた、さほど背も高くないものだ。
たぶん 人為的に植えたものでなく、
風が運んできたものだろう。



あいにく 目の高さにまで下りている 枝が無い。
花はもっと明るく咲いているのだろうが、
見上げるので どうしても 逆光気味になってしまう。



キリは 今まで ゴマノハグサ科に分類されてきました。
それが見直され、新しい分類では、キリ科として独立した。



地面や 植木に 桐の花が落ちていました。
これは 朽ちた藤ツルの穴に すっぽりはまっていた
桐の花です。


ジャーマンアイリス - 明治用水西井筋

2018-05-03 19:39:00 | みんなの花図鑑

アヤメ科アイリス属の ジャーマン・アイリス です。



花全体は もう萎れかけていたので、
ジャーマン・アイリスのシンボルマークである
黄色い ひげ状の突起 に焦点を当ててみました。



このブラシのようなヒゲは 黄色一色のもののほかに、
上の弁と下の弁で色が異なるものも多くあり、
ドレスをまとったような優雅な花の姿が個性的で香りもあります。(趣味の園芸)



ジャーマンアイリスのつぼみです。

ダッチアイリス(オランダあやめ) - 鞍ヶ池公園

アヤメ - 愛知県岡崎市

2018-05-03 07:58:33 | みんなの花図鑑

「いずれが アヤメか かきつばた」
っていいますが、ほんとに混乱します。
でも、文目(あやめ)紋が入っているので、これは アヤメ です、よ、ね?!



この写真では 田んぼの横に植えてあるので混乱しますが、
通常、アヤメは 陸上の 乾いた土地で生育します。



カキツバタのほうは 湿地に群生することがおおいですね。
というか 水の中から生える、という記載もあるほどです。



ところで・・・同じアヤメで
カンザキアヤメ(寒咲き文目)ってありますよね
あれ、アヤメとは 別の種類なんですが、
冬に咲く以外、アヤメと どう違うんでしょう (´v_v`)



カンザキアヤメ(寒咲菖蒲) アヤメ科アヤメ属 地中海沿岸地方原産
イチハツ(一八・一初)   アヤメ科・アヤメ属 中国原産
アヤメ(文目)       アヤメ科・アヤメ属 日本・朝鮮・シベリア原産

外側の花びらの基部に筋目模様が入る ⇒ カンザキアヤメ
外側の花びらに白色の鶏冠状の突起がある ⇒ イチハツ
外側の花びらに 黄色と紫色の虎斑模様が入る ⇒ アヤメ

と、ことばで言っても 分からないですよね (ー_ー)!!