アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アカメガシワ - 伊良湖岬

2018-05-22 17:48:50 | みんなの花図鑑
スマホで 綴る 伊良湖の植物、その6


赤い若芽と 広い葉。
見慣れたアカメガシワも 県のいちばん南の 岬でみると
どこか 熱帯雨林の雰囲気ありますね



赤いのは 毛で、葉の成長とともに脱落し、
緑の葉になる・・・
と書いてあります。
(植物雑学辞典 アカメガシワ)



そこまではいいのだが、
咲いている花のようなもの、クローズアップでみると
あの アカメガシワの雌花 の名残りのようなものが
どこにもない。
アカメガシワは 雌雄異株だ。
ということで これは アカメガシワの雄株の
雄花のつぼみ ではないか
というのが、暫定的な結論です。


オオバヤシャブシ - 伊良湖岬

2018-05-22 16:22:02 | みんなの花図鑑
スマホで 綴る 伊良湖の植物、その5


眼下に 日出の石門(ひいのせきもん)が見えます。
伊良湖ビューホテルから 日出の石門 まで
降りていくと30分くらいかかります。
他にもあるのでしょうが、このオオバヤシャブシは
日出の石門が 眼下に見え出す 階段の上に
枝を張っていますので、いやでも 目に入ります。
(いやでも、というのは 言い過ぎ (´v_v`))



階段から 見上げると、緑のぽっくりと
茶色のぽっくりと あるのが分かります。
茶色のは 去年の果実。



オオバヤシャブシは開発などで発生した
法面の緑化などにもよく利用されてきた。



カバノキ科の木。
カバノキ科の植物は風媒花であり、
大量の花粉を飛散させる。
つまり、花粉症の元になるのだ。



類似の種にヤシャブシがある。
ヤシャブシは雌花序が1つの花柄から2つ付くものが混ざる点で区別される。


シロバナマンテマ - 伊良湖岬

2018-05-22 15:49:40 | みんなの花図鑑
スマホで 綴る 伊良湖の植物、その4


白花マンテマ とは言うけれど、
このような ピンクも多い。
それでも シロバナマンテマ。



マンテナという 白で縁取りした 鮮やかな赤のほうは
この シロバナマンテマ の 変種。
和名は ややこしい。



萼筒には赤褐色を帯びた10脈があり、
花のあと卵形に膨らみ、
長い毛と短い腺毛が生えている。
(松江の花図鑑 より)



触ると粘ッ気がありそうだが、
私は触ったことがない。

マンテマ - 墓地



ノビル - 伊良湖岬

2018-05-22 15:08:56 | みんなの花図鑑
スマホで メモった伊良湖の植物、その3



スマホに 虫めがねみたいなマクロレンズ嚙まして
無理やり撮ったクローズアップなので、
思いっきり ボケてますが、ご容赦を。



林縁に ノビルが群生していました。
ホテルに帰ってこの写真を お年寄りに見せたら
「ノビルか?! 懐かしいな。
戦争中は 食うものがなく、
よくノビルを喰ったものだ」と
感慨深げでした。



花が 咲いていますが種はできません。
もっぱら写真の茶色のムカゴと球根で増えてゆきます。


エビヅル - 伊良湖岬

2018-05-22 14:59:47 | みんなの花図鑑
スマホで メモった伊良湖の植物、その2


はじめ ノブドウ で投稿しようかと 思いました。
というのも、↓下の写真のように、
この葉っぱと ツル は ノブドウしか考えられなかったからです。



全景です。
上の写真は 白いシベが伸びていて まさに 花 でしたが、
こちらは まだ つぼみの状態でしょうか?



でも、「ノブドウ 花」で画像検索すると、
地味~な、ヤブガラシに似た黄緑の花の画像が出てくるばかり。
おまけに「ノブドウの花弁とオシベは早い時期に落ちてしまう」
との コメントがあります。
う~~ん、この花は ノブドウではないのでしょうか?



それで いろいろ検索しなおすと、
ブドウ と エビヅルの花が それに近いことが分かりました。
ブドウのつるは ひだが入っているので、これは
ブドウではありません。
ということで、エビヅルの雄花 ということにしましたが、
他のものでしたら どうかご指摘お願いします m(_ _)m

トウネズミモチ - 伊良湖岬

2018-05-22 14:35:29 | みんなの花図鑑
スマホでメモる伊良湖の植物、その1


今、伊良湖の森でいちばん目につく木の花は
これです。


朝方、ご来光を拝んだあと、
ホテルから 海岸まで 降りてみました。
その途中、何本も この木の花に会うことが出来ました。



この葉のように、葉脈が透けて見えるので
トウネズミモチと思います。



トウネズミモチの花は ネズミモチに比べて 短い。
ネズミモチ 花の筒部は長さ約5mm。
対して トウネズミモチの花の長さは 約 2.5mm。



ところが、撮った写真をあとで見てみると、
花の筒部が ずいぶん長いのがあります。
↑ これはネズミモチかもしれません。

(追記)その後検索していたら、
渥美半島の モクセイ科で トウネズミモチに
よく似た花を付ける オオバイボタ という木が
あることが分かった。
皆 ネズミモチか トウネズミモチ と思い込んでいたが、
大部分は オオバイボタ の木に修正しないといけないかも、です m(_ _)m