アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

シルバープリペット - 愛知県安城市

2018-05-12 22:56:51 | みんなの花図鑑

同じ日に 喫茶店とレストランのガーデンで 同じ花に出会いました。
これは レストランのほうの シルバープリペットです。



これ以降は 喫茶店の庭にあったものです。



シルバープリペットは モクセイ科 イボタノキ属。
葉っぱは イボタノキ や ネズミモチ の葉に似ています。



イボタノキの花も キレイですが、
これは さらに豪華です。



ホソムギ - 岡崎平野

2018-05-12 18:03:33 | みんなの花図鑑

麦シリーズ、その2。



ホソムギ は牧草あるいは種子吹き付けによる緑化などに利用される
イネ科の 多年草。



雑草としての ムギの仲間のなかでは これが一番多いんじゃないか。



同属の ネズミムギに 酷似するそうで、
これとの自然交雑あるいは交配によって品種改良された
中間的なものが広く分布しており、同定の困難な種といわれている。



離れてみると こんな感じ。


コムギ - 岡崎平野

2018-05-12 17:54:31 | みんなの花図鑑

岡崎平野(または 安城が原)は 今でも 麦が多いが、
昔はもっと 多かったように思う。



麦というと、冬に 麦踏み をしていたのを思い出す。
あのころは 霜柱がしょっちゅうだったものな・・・



「ここも三河 むらさき麦の かきつばた」
東海道を往来した松尾芭蕉は
藤川一帯に広がる絶景からこの句を詠んだそうだ。
むらさき麦は大麦の一種。



大麦と言えば、穂が真っ黒になる病気があったな。
その穂を引き抜いて、
同級生の服につけて いたずらしたものだ。



ムラサキツメクサ - 矢作川(愛知・岡崎)

2018-05-12 10:01:28 | みんなの花図鑑

猿渡川のムラサキツメクサは投稿したけど、
矢作川のは 今年初めてかな?



近くによってまじまじと観察すると、
園芸用の花のように見えてくるから
ふ し ぎ ∧||∧



ときどき白花に近い紫もある。



堤防の上から 吹き降りてくる風が 心地よい。



バックの 白かすみ みたいなのは ツバナの群れ。


イヌシデ改めアカシデ - 安祥城址公園

2018-05-12 09:46:33 | みんなの花図鑑
ウリハダカエデの翼果が出たので ちょっと前なんですけど、
木の花穂で 驚くべき体験をしたことを思い出しましたので
忘れないうちに ここにメモしておきます。


安祥城址公園というか 安城歴史博物館前の庭園に
イヌシデの銘板がある 木があります。
話は この木に写真のような 青い果実らしきものが
ついていたことから始まります。(4月27日 撮影)



木の高さは 8mくらいでしょうか。
手の届くところに 果実らしきものがついていません。
やむなく庭石の上に載って撮ったので
ぶれてしまいました(◞‸◟)



先ほども言ったのですが、木の下には 銘板があって
そこには「イヌシデ」と書いてあるのです。
ところが、帰って調べてみると
「イヌシデは 側脈が12~15対なので、
12本以下があればアカシデ、
15本以上になればクマシデと考えて・・・」
という記事があり、
写真の木が イヌシデ だとすると
葉脈の数が 不当に少ないように見えるのです。
まさかとは思ったのですが、掲示板に この通りのことを書いて
ご意見を お伺いをしてみました。


お尋ねしたときには 前掲の(4月27日撮影の)
3枚の写真のほかに、つぎの 2枚も 添付しました。

これは 3月22日に撮影した 雄花序です。



これは さらに 遡って 2月12日に撮った 冬芽 です。

質問時には 以上5枚を 添付しました。

で、いつもお世話になってる方から 回答がありました。
驚くべき 回答でした。以下に、全文を掲載します )^o^(

「アブリルさん、こんにちわ。
昔、亀山先生が冬芽の本を出されるというので
ノコノコ武蔵丘陵森林公園までその、出版記念会というか
観察会に参加したことを思い出しました。

イヌシデとアカシデは夏より冬芽での判別がラクと教えられました。
最後の冬芽の写真、側芽が開出しています。
従って、アカシデと思われます。
ちなみにイヌシデは伏生です。
伏の字は伏せなのでワンチャン、
なんて覚え方をしていました。(懐かしいなぁ・・・)」



ほんのついでに・・・くらいの気持ちで、
冬芽の写真を一緒に添付しておいて良かった
と思いました。
葉脈の本数でなく、冬芽を見て判別でき、
そのほうが 分かりやすいなんて・・・
目から鱗 でした (´∀`)