ウリハダカエデの翼果が出たので ちょっと前なんですけど、
木の花穂で 驚くべき体験をしたことを思い出しましたので
忘れないうちに ここにメモしておきます。
安祥城址公園というか 安城歴史博物館前の庭園に
イヌシデの銘板がある 木があります。
話は この木に写真のような 青い果実らしきものが
ついていたことから始まります。(4月27日 撮影)
木の高さは 8mくらいでしょうか。
手の届くところに 果実らしきものがついていません。
やむなく庭石の上に載って撮ったので
ぶれてしまいました(◞‸◟)
先ほども言ったのですが、木の下には 銘板があって
そこには「イヌシデ」と書いてあるのです。
ところが、帰って調べてみると
「イヌシデは 側脈が12~15対なので、
12本以下があればアカシデ、
15本以上になればクマシデと考えて・・・」
という記事があり、
写真の木が イヌシデ だとすると
葉脈の数が 不当に少ないように見えるのです。
まさかとは思ったのですが、掲示板に この通りのことを書いて
ご意見を お伺いをしてみました。
お尋ねしたときには 前掲の(4月27日撮影の)
3枚の写真のほかに、つぎの 2枚も 添付しました。
これは 3月22日に撮影した 雄花序です。
これは さらに 遡って 2月12日に撮った 冬芽 です。
質問時には 以上5枚を 添付しました。
で、いつもお世話になってる方から 回答がありました。
驚くべき 回答でした。以下に、全文を掲載します )^o^(
「アブリルさん、こんにちわ。
昔、亀山先生が冬芽の本を出されるというので
ノコノコ武蔵丘陵森林公園までその、出版記念会というか
観察会に参加したことを思い出しました。
イヌシデとアカシデは夏より冬芽での判別がラクと教えられました。
最後の冬芽の写真、側芽が開出しています。
従って、アカシデと思われます。
ちなみにイヌシデは伏生です。
伏の字は伏せなのでワンチャン、
なんて覚え方をしていました。(懐かしいなぁ・・・)」
ほんのついでに・・・くらいの気持ちで、
冬芽の写真を一緒に添付しておいて良かった
と思いました。
葉脈の本数でなく、冬芽を見て判別でき、
そのほうが 分かりやすいなんて・・・
目から鱗 でした (´∀`)