アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ボダイジュ - 行福寺(愛知・豊田)

2018-05-14 20:10:57 | みんなの花図鑑

ボダイジュの つぼみ がだいぶはっきりしてきました。
毎度のことながら、菩提樹の花は 不思議な付き方をします。
つぼみの柄が まっすぐ伸び どこから出ているというと
苞と呼ばれる へら型の葉脈の 途中から 出ているのです。



この花の付き方は シナノキ科シナノキ属に共通の特徴です。
花が咲くのは 6月と言われてますが、
今年は 5月のうちに 咲きだすかも。



日本のボダイジュは、シナノキ科の植物ですが、
お釈迦様が悟りを開いた菩提樹は インドボダイジュといい、
クワ科の植物で、イチジクの仲間です。
インドボダイジュの葉は 先っぽが 動物のしっぽのような
葉がついています。



このヘラ状の苞は、実が熟し、木から離れる時も、
苞は実に付いたままです。
竹トンボのようにくるくる回りながら飛ぶのだそうです。


4月22日の ボダイジュ