ヒャクニチソウ - 愛知県安城市・畑

百日草は キク科なので、
たくさんの筒状花と舌状花から構成されています。


中心の 黄色い5つに割れている部分が 筒状花。（筒状花は両性花）
周囲の 花弁の部分が それぞれひとつの舌状花。
その付け根にある 細い黄色のシベが 舌状花の雌しべ。（舌状花は雌性花）




筒状花の花冠は黄色で5裂し有毛。
この雄しべ部分は しだいに萎れ、脱落し・・・



・・・中の雌しべの柱頭だけが リボンのようになって残る。






蕚の部分も 見応えがある。

サルビア・ガラニチカ（メドーセージ） - 安城市

シソ科アキギリ属の宿根多年生植物。



花はシソ科やゴマノハグサ科の植物に多い唇形花で、
サルビアの中では比較的花の大きな種類で、ブルーの花色は目に鮮やかです。



これより下は 虫が嫌いな人は
スキップください。

シオン - 愛知県安城市・畑

キク科のシオンです。
筒状花は黄色く、舌状花は淡い紫色です。



平安時代から観賞用に植えられていて 今昔物語にも登場するという。



日本原産。
シオン属には 約180種あるそうですが、1種を除いてすべてユーラシア大陸の自生種だそうです。


根と根茎（こんけい）を乾燥させたものが、生薬「紫苑（しおん）」です。
紫苑は、せき止め、去痰（きょたん）、利尿（りにょう）に用います。



ヒメムカシヨモギみたいな 野性味のある立ち姿が またいいですねぇ

ランタナ - 愛知県安城市・道端

ランタナ、別名シチヘンゲ。
世界の侵略的外来種ワースト100。


影響を受ける生物：在来草本植物，牧草など。



侵入経路：観賞用として導入，東南アジアでは果実を香辛料に使用．



形態：茎や枝に下向きの小棘がある。常緑低木，半つる性。



影響：有毒植物．多種の虫，菌の寄主，ネズミの巣となる．子供が種子を食べると死ぬことがある．
（以上、国立環境研究所 侵入データベース「ランタナ」より）