アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

トチノキとクヌギ - 柳川瀬公園(愛知・豊田)

2018-09-17 23:28:12 | みんなの花図鑑
ちょっと息抜きです (^_^.)

公園のトチノキの実が落ちていました。
落ちていたのは この一つだけ。ですが、
あたりを見回すと 殻がいっぱい落ちてます。
たぶん子供たちが 拾って 割って中の実だけ持ち帰り、
殻は捨てていったのでしょう。
同じく公園の クヌギの実と 比較です。



手前が トチの実。



手前が クヌギのどんぐり。



クヌギはどんぐりの中では 大きいほうだと思いますが、
それより はるかに大きい トチノキの実。


ワルナスビ - 柳川瀬公園(愛知・豊田)

2018-09-17 19:31:56 | みんなの花図鑑

ナス科ナス属のワルナスビ。
いかにも ナス科の花といった感じ。



バナナの房のような 巨大な 雄しべ。
雄しべというか、黄色い部分全体が葯(花粉を入れた袋)なのだそうだ。
ブログ記事にいわく「先端の穴から 花粉を出す。」
別のブログ記事にいわく「葯は花柱の周り に接近して裂けて花粉を散らすという。」

それより長い 緑色の雌しべの花柱が一本伸びている。
雌しべが雄しべより長い 長花柱花タイプ と、
反対に 雄しべよりずっと短い雌しべの 短花柱花タイプとあるという。
ソバの花と同じなんだ。



さらに面白いのが、ワルナスビの果実。
ちょっと ミニトマトの若い果実みたい。



もっと熟すと、黄色くなるという。
そのとき 表面の縞模様は どうなるのだろう。
管理されている公園だから、
そのころまで 刈り取られずに あるかどうか?


カラミンサ・ネペタ - 自宅

2018-09-17 17:56:07 | みんなの花図鑑

ウチの庭は 手入れしてないので、雑草の宝庫です (´v_v`)
カキドオシ とか、ハゼラン とか、タマガヤツリ まで (@_@)



これも 雑草なんだろうと思って「シソ科の雑草?」で
質問してみたら、
「シソ科ですが、外来の園芸植物で
カラミンサ・ネペタのようです。」
という ハイカラな名前が返ってきて
ビックリしました。



改めて 近くに寄ってみると、とてもいい匂いがします。



寄せ植えに使われるとあるので、
昔 寄せ植えの鉢を買ってきて その中にあったのが
「自然の土壌がいい」と言って 逃げ出したのでしょうか (´v_v`)



名前を覚えると、ご近所の花壇にも いっぱい植えてあることに気がつきます。


オオフタバムグラ - 矢作川(愛知・岡崎)

2018-09-17 17:41:58 | みんなの花図鑑

これも撮った場所は 矢作川 ですけど、クズのように河川敷ではなくて
堤防のいちばん高いところです。



花の直径は 5mm くらいしかありません。
とても小さい花です。



淡い紫の花弁に、白い花粉の雄しべ、
藤色の柱頭の雌しべ と・・・
拡大して見ると やはりきれいです。



でも、ご多分に漏れず、北アメリカからきた 要注意外来生物 なんです。



よく似た アカネ科の ムグラ に 「メリケンムグラ」があります。
これも 矢作川で 昔撮ったものです。
撮った場所を失念しましたが、たぶんもっと川の流れに近いほうだと思います。


クズ - 矢作川(愛知・岡崎)

2018-09-17 00:22:43 | みんなの花図鑑

矢作川河川敷のクズの花が ようやく見ごろになりました。



もっとも、河川敷のクズの蔓は 平らな土地に広がっているだけなので、
たいていは 大きな葉をめくって見ないと 花に気づきません。


和名は、かつて大和国(現:奈良県)吉野川(紀の川)上流の国栖(くず)が葛粉の産地であったことに由来する。
(Wikipedia)


マメ科のマメ亜科でクズ属。



旗弁、翼弁、竜骨弁。



竜骨弁2枚の中に 雄しべと 雌しべが入っている。