田んぼの畦に咲いていた ツユクサ ですが、
脱色したような 白っぽい花弁のツユクサです。
遺伝子レベルでの変種ということですが、
花の付き方は 青色のツユクサと
何ら変わりがないように見えます。
花序は 葉に似た1個の苞につつまれた
さそり形花序 (扇状集散花序) につく。(三河 野草観察)
どの花にも 3種類の雄しべがついています。
その一番上の 雄しべ(3個ある)は ギリシャ文字の
π (パイ) の字のようなかたちをしています。
一般には X字形雄しべと呼ばれ、生殖能力がないので
仮雄しべと呼ばれています。
両脇に橙色の小さな突起があります。
ここには粒々がついていて、たぶん、
これが花粉様の粒子を含む葯の名残りなのでしょう。
中間にある やや長い雄しべは Y字形雄しべと呼ばれ、
上のX字形仮雄しべと 一番下の完全雄しべとの
中間的な存在です。
一番下に長く伸びている2個の雄しべが
雄しべ本来の機能を果たすと考えられている
O字形雄しべです。
それぞれ形状がちがって面白いですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f6/57d980c8dc1faf0e7948ee4dd0104515.jpg)
シソ科シソ属のシソ です。(くどい (T_T))
花の白いのが 青じそ でしょうか。
葉は 大葉 ですね。
青じその開花しかけた花穂は「花穂じそ」と呼ばれ、
葉と同じく刺身のあしらいに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/51/9e7f9cef56916f8a73632a0f2cf2d57c.jpg)
シソ畑の 大部分はこちらの アカジソ(赤紫蘇) です。
主に梅干しや紅しょうがの着色、漬け物などの加工品に利用されます。
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かわいいミツバチが来ていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/98/ba8b1993d3be6e2b1194c1edb5178041.jpg)
ミツバチくらいがシソの花には ちょうどいい大きさに思えるが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/50/32e0e2ba2ae0acf0d0b2b1cfe80e8757.jpg)
実際には 大型のハチも来ている (◞‸◟)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/e6/0b914b3e6a1e941d05d4cd3847bfa787.jpg)
畑のシソ、ふつうにみると、こんな感じ。
バックは 稲田。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/37/cc0511b1f378e0b30eae1f7cde594a28.jpg)
チョウジタデが出たので、仲間の ヒレタゴボウも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/bf/d4eb93ef32ade7eff06182dde3c5ae26.jpg)
こちらのほうが 花はずっと大きい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/87/16f2c1567a8300fa1e49957b212681ed.jpg)
花が萎むときに 橙色に変わります。
ツキミソウの仲間みたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/2c/ee7e890a11518e5481be2530f76d7ee7.jpg)
蕚の中に子房があり、蕚とともに 膨らんでいきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/b3/340977375557a263856b5ba2b406667a.jpg)
蒴果は長さ10~20㎜、4稜形、
先に大きな4個の萼片が残る。(三河 植物観察)