アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ツユクサ(白花) - 愛知県安城市YZ

2018-09-14 11:19:20 | みんなの花図鑑


田んぼの畦に咲いていた ツユクサ ですが、
脱色したような 白っぽい花弁のツユクサです。
遺伝子レベルでの変種ということですが、
花の付き方は 青色のツユクサと
何ら変わりがないように見えます。



花序は 葉に似た1個の苞につつまれた
さそり形花序 (扇状集散花序) につく。(三河 野草観察)



どの花にも 3種類の雄しべがついています。
その一番上の 雄しべ(3個ある)は ギリシャ文字の
π (パイ) の字のようなかたちをしています。
一般には X字形雄しべと呼ばれ、生殖能力がないので
仮雄しべと呼ばれています。
両脇に橙色の小さな突起があります。
ここには粒々がついていて、たぶん、
これが花粉様の粒子を含む葯の名残りなのでしょう。



中間にある やや長い雄しべは Y字形雄しべと呼ばれ、
上のX字形仮雄しべと 一番下の完全雄しべとの
中間的な存在です。



一番下に長く伸びている2個の雄しべが
雄しべ本来の機能を果たすと考えられている
O字形雄しべです。
それぞれ形状がちがって面白いですね。


シソ - 愛知県安城市YZ

2018-09-14 09:12:07 | みんなの花図鑑

シソ科シソ属のシソ です。(くどい (T_T))
花の白いのが 青じそ でしょうか。
葉は 大葉 ですね。
青じその開花しかけた花穂は「花穂じそ」と呼ばれ、
葉と同じく刺身のあしらいに。



シソ畑の 大部分はこちらの アカジソ(赤紫蘇) です。
主に梅干しや紅しょうがの着色、漬け物などの加工品に利用されます。



かわいいミツバチが来ていました。



ミツバチくらいがシソの花には ちょうどいい大きさに思えるが・・・



実際には 大型のハチも来ている (◞‸◟)



畑のシソ、ふつうにみると、こんな感じ。
バックは 稲田。


アメリカキンゴジカ - 愛知県安城市YZ

2018-09-14 00:59:46 | みんなの花図鑑

やれ、うれしや♪
ようやく、キンゴジカの開いた花の写真が撮れました。
午前11時の撮影です。



小さい花ですが、思い切り寄って、
花粉が撮れました。
葯は10~20個あり、2~4本ずつセットになっているそうです。


アメリカキンゴジカの花弁は左右が非対称で、短くなった花弁の縁には腺毛があります。
雌しべの花柱は中程から5本に分かれています。


花はお昼には萎んでしまいます。
萎むとき 花弁を内側にくるりと巻き込んでいきます。
このとき 確実に 自家受粉が起きるようです。
そして 写真のような 果実が出来ます。


果実は 5つの部屋をもっています。


ヒレタゴボウ - 愛知県安城市YZ

2018-09-14 00:37:06 | みんなの花図鑑

チョウジタデが出たので、仲間の ヒレタゴボウも。



こちらのほうが 花はずっと大きい。



花が萎むときに 橙色に変わります。
ツキミソウの仲間みたい。



蕚の中に子房があり、蕚とともに 膨らんでいきます。


蒴果は長さ10~20㎜、4稜形、
先に大きな4個の萼片が残る。(三河 植物観察)