![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/48/297c8e0faba461e1c4c5d114b34cfb0e.jpg)
背の高い 青いほうが 雌しべ、それを雄しべが囲んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/01/25869b14ce17f7a22a6e811e840a9deb.jpg)
雄しべが 雌しべを取り囲み、寄り添い、
花粉を 雌しべの壁に放出します。
雄性期です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a9/43829e5166ae50acba3af12b4f4e0332.jpg)
蜜は 雌しべの付け根の花芯にあるので、
虫が柱頭にまず止まり、蜜のほうに口をのばすと、
自然に 雌しべの壁の花粉が 虫の体に付着します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b4/1fde8a40c0451680020958b24b9884d5.jpg)
役目を終えた雄しべは 花弁の底に横たわります。
雌しべの柱頭は まだ 閉じたままです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/14/7681482b8206abb8749eb8f8376ae405.jpg)
やがて 雌しべの柱頭が 5つに割れて、雌性期(受粉期)が始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/dd/a72f1f7204af34c1dd0a700c2d3eabda.jpg)
「雌しべの花柱に付着した花粉がすっかり無くなった頃、雌しべの柱頭がおもむろに開き始めます。」
という表現がありますが、この画像のように
花粉はまだまだ 雌しべについたままです。
それでも 外から来た虫は まず雌しべの柱頭にとまると思われるので、
他の株の 花粉を 受粉する確率は かなり高くなっていると思われます