
中部北陸の「昇龍道」Dragon Cource という中部運輸局などが立ち上げた
観光プロジェクトをご存知ですか?
能登半島を龍の頭に、
また三重県を 龍の尾に見立てたもので、
中部空港から白川郷などをたどって
能登まで北上すると
龍が天に昇るようで縁起が良い、というふれこみなのです。

主に中華圏からインバウンドを推進するためのプロジェクトなのですが、
この発想が 中国人に受け、
いま 白川郷を訪れると
日本語より 中国語 のほうがよく聞かれるくらいなのです。

キンモクセイは 中国原産。
白川郷は日本人のふるさと などとも言われていますが、
中国人にも そう思えるのかもしれません。
中国では 金木犀の花を「桂花」と呼ぶそうです。

話によると、金木犀の果実酒はキンモクセイの香りがするそうです。
雌雄異株で、日本へは 雄株しか渡ってないので、
果実を見ることはできません。
(モクセイ科なので ネズミモチみたいな黑っぽい実だそうです)