アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

シュウメイギク - 白川郷

2018-09-27 18:07:37 | みんなの花図鑑

この写真を Googleで画像検索すると
「Japanese Anemone」がヒットします(^^



英名 Japanese anemone は シュウメイギク (秋明菊) のことで、
中国が原産です。わが国へは古い時代に渡来し、各地に帰化しています。



とくに京都市北部の貴船に多く見られるため、「きぶねぎく(貴船菊)」の別名もあります。
花弁のように見えるのは萼片です。


ススキ - 白川郷

2018-09-27 17:30:25 | みんなの花図鑑

合掌造りの茅葺き屋根。
茅(かや)はどこにあるんだろう?



茅(かや)というのは ススキの別名なんですね。



ススキは 冬になって ススキが枯れてから集めるということです。
「物の内部で竈や囲炉裏を日常的に使用することで、
煙で屋根が「燻製」にされることで耐久性が高められる」(wiki)



「ススキの茅葺の場合15-20年程度で
屋根全体を葺き替えることが多いようである。
ただし棟付近は傷みが激しいので定期的な
補修が必要である。ススキの茅葺であっても
棟にだけは耐久性の向上を目的として
ヨシを用いることも多い。」
(wiki)
ヨシのほうが 持ちがいいんだ。


イチイ - 白川郷

2018-09-27 14:28:25 | みんなの花図鑑

白川郷のお屋敷の垣根に 赤い実が一つだけついてる木がありました。



葉は 針葉樹 のようなので、これは イチイの木だと思われます。



しばらく歩くと、今度は 赤い実がたくさんついた
やや大きめのイチイの木がありました。



赤さといい、大きさといい、つい手に取って食べたくなるのですが・・・
あまり 美味しくはないそうです。


キンモクセイ - 白川郷

2018-09-27 14:22:12 | みんなの花図鑑

中部北陸の「昇龍道」Dragon Cource という中部運輸局などが立ち上げた
観光プロジェクトをご存知ですか?
能登半島を龍の頭に、
また三重県を 龍の尾に見立てたもので、
中部空港から白川郷などをたどって
能登まで北上すると
龍が天に昇るようで縁起が良い、というふれこみなのです。



主に中華圏からインバウンドを推進するためのプロジェクトなのですが、
この発想が 中国人に受け、
いま 白川郷を訪れると
日本語より 中国語 のほうがよく聞かれるくらいなのです。



キンモクセイは 中国原産。
白川郷は日本人のふるさと などとも言われていますが、
中国人にも そう思えるのかもしれません。
中国では 金木犀の花を「桂花」と呼ぶそうです。



話によると、金木犀の果実酒はキンモクセイの香りがするそうです。
雌雄異株で、日本へは 雄株しか渡ってないので、
果実を見ることはできません。
(モクセイ科なので ネズミモチみたいな黑っぽい実だそうです)

ヘチマ - 白川郷

2018-09-27 13:44:10 | みんなの花図鑑

おまえさん、白川郷へ 何しに行ったんじゃ?!と
言われそうですが、花や 木の実ばかり撮ってました。



合掌造りの 茅葺き屋根に ヘチマが伸びています。



屋根の棟には 花もまだ咲いています。



その部分を クローズアップ。



反対側にも 一本だけ花が。



合掌造りの3階は 古い道具の展示場。
行ったことある人には なじみの どぶろく桶のよこの
ヘチマ徳利?!