アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ウグイスカグラ - 安城デンパーク

2020-03-05 21:04:04 | みんなの花図鑑

ついでと言っては何ですが、 直前のロニセラ・フラグランティッシマと同じく スイカズラ科です。




ウグイスカグラの名は 「ウグイスの鳴くころに花が咲くことと、ウグイスが隠れるようなヤブになることから、古名のウグイスカグレが変化した」とあります(樹木の写真「ウグイスカグラ」)
よって 通常の花期は 4~5月。 それが今咲いています。





日本固有種です。 「北海道の南西部から九州にかけて分布し、山野に普通に生える。」とあります。
学名は Lonicera gracilipes Miq. var. glabra Miq.
種小名のgracilipesは 「細長い枝」、 glabra は glabratus(無毛の,やや滑らかな)に由来すると考えられ、ミヤマウグイスカグラなど繊毛がある品種との違いを表していようです。
(ちなみに Miq. というのは 命名者Miquel の略)




ロニセラ・フラグランティシマ - 安城デンパーク

2020-03-05 17:26:45 | みんなの花図鑑

ロニセラ・フラグランティシマは 学名の Lonicera fragrantissima より。
中国原産の スイカズラ科落葉低木です。




デンパークの解説板には 「ロニセラ・フレグランテシマ」とありましたが、学名を素直に読んでおきます(´v_v`)





以下、その解説板の解説です:
「ロニセラの中では、まだ寒い時期に花をつけることから、別名「冬咲きニオイカズラ」といい ます。
花が咲くと、辺り一面に良い香りを漂わせます。」(下につづく)




「デンパークでは、ソシンロウバイ、マンサクの次に咲く落葉樹です。」





「花が満開になる頃には 淡墨桜も咲き始め、寒い冬が終わりを告げます。」


サクラ(河津桜)‐ 安城デンパーク

2020-03-05 08:55:04 | みんなの花図鑑

《デンパークの桜》第2弾 (といっても 今回はこれだけですが) 言わずと知れた「河津(かわづ)桜」。




解説板によりますと、
学名: Cerasus x kanzakura 'Kawadu-zakura'
1950年代伊豆半島で発見された早咲きのサクラで、静岡県河津町に移植されました。





町の花として各所に植えられています。2月になると『河津桜まつり』が開催され、多くの花見客でにぎわいます。




花色は 'ソメイヨシノ' よりも濃い、一重咲きの淡紅色です。




カンヒザクラとオオシマザクラの自然雑種と考えられています。