ハクモクレン - 安城デンパーク

各地のハクモクレンが満開です。




デンパークには ハクモクレンのほかにも たくさんのモクレン、コブシ、シデコブシが植わってますが、 ハクモクレンが一番早いようです。




コブシの花に似たところがありますが、ハクモクレンの花は 花びらの幅が広く、厚みがあります。




ハクモクレンは 花びらとガクを含めて9枚、 コブシは 花びらが6枚なんだそうです。




学名:Magnolia denudata
英名:Yulan magnolia
ハクモクレンは 蕊も立派です。

クロヤナギ - 安城デンパーク

ネコヤナギ（愛知県緑化センター）、 ピンクネコヤナギ（岡崎市）と来て、こんどは デンパークの 「クロヤナギ」です ＼(^o^)／
「黒柳」の名は 花穂が黒いことからだと思いますが、 ここのクロヤナギは すべての花穂が黒いわけではないようです。
クロヤナギは ネコヤナギの突然変異で、 雄株しかないそうです。





クロヤナギを逆光で撮ってみました。 モフモフした毛は 銀白色で、 クロヤナギといっても 綿毛まで黒いわけではないことを確認しておきます。





雄しべの葯は赤いですし、 花粉は黄色です。 綿毛も 雄しべも黒くないとすると、 では、どの部分が黒いのでしょうか？
ピンクネコヤナギのとき、若干考察したように、 黒いのは 雄しべを支えていた「苞」と呼ばれる部分ではないかと推察されます。





前回のピンクネコヤナギのばあいは この苞が赤いので、花穂全体として ピンクに見えると考えました。





クロヤナギのばあい、苞が黒いので、 花穂が黒く見えると考えられます。 苞が黒くない部分はふつうの ネコヤナギの花穂 に見えます。





ただし、苞が黒くても、 雄しべが伸びて葯が膨らんだ状態では そっちのほうが手前にあるので、 葯の赤色や 花粉の黄色が目立ちます。





雄しべが役目を終えて先端の色が消えると、また下にあった苞の色が出てきて 「クロヤナギ」に戻ります。
クロヤナギ と 人名の「黒柳さん」との関係は 分かりません (^^♪