ハナノキは 長野・愛知・岐阜県のみに自生する日本固有種で、愛知県の花木に指定されています。
ハナノキは雌雄異株で、 先日 デンパークのハナノキの雄株(雄花) を紹介しましたが、これは 柳川瀬公園(豊田市)の ハナノキの雌株です。
燃えるような赤です。
横から見ると 縄文式土器の文様みたいにも見えます。
すべてが赤色なので 部位がよく分からないが、何やら 雄しべの葯のような 米粒状の器官と、 それより長く突き出た角のような器官と 2種類あるように見えます。
多分ですが、雌花は 雄しべと 雌しべをもっていて、 米粒状のものが 雄しべ(あるいは おしべの退化したもの)で、 角のような器官が 雌しべの柱頭なのでしょう。