アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハナノキ - 安城デンパーク

2020-03-12 21:03:18 | みんなの花図鑑

デンパークのグラス・ウォーク横の木立に 何やら赤い枝をつけた高木がありました。




もしやと思い、一番低い枝をアップしてみると 案の定!
愛知県の花木に指定されている「ハナノキ」の花です (^^)/




ハナノキは カエデ科。 果実は 翼果です。




ハナノキは 雌雄異株。 この花は 花粉をつけた雄花です。よってこの株は 雄株です。




それにしても 赤い!

コノテガシワ - 安城デンパーク

2020-03-12 12:01:13 | みんなの花図鑑

コノテガシワの雌花が面白い!




於大公園・このはな館前でコノテガシワの雌花 を見つけ、そこに開いている孔が「受粉孔」というものであることを教えてもらいました!




受粉孔の奥には子房室があり、飛んできた花粉がここから入っていくのですが、孔は受粉滴という液体で満たされているときだけそこを泳いで子房室まで到達する仕組みになっていると教わり、受粉滴を探していたのですが、愛知県緑化センターのコノテガシワもすでに受粉が終わったらしく受粉孔に受粉滴は見られませんでした。
で、 ここデンパークにもたくさんのコノテガシワがあり、上の画像のように お星さまのような雌花がついていたので、マクロで拡大して 見て回ったんです。



ついにコノテガシワの受粉滴、 見つけました (^^♪




直径1mmもない小さな水玉です。




水晶玉みたいでもあります (´∀`)




水滴(受粉滴)は 受粉孔から出ています。




コノテガシワは 垣根によく使われてます。デンパークでも 仕切りの役目を果たすところに植えてあります。 子供連れのお母さんたちが来園して見えましたが、「垣根で何を撮ってるんだろう?」と思ったことでしょうね (^_-)-☆


スギ - 別郷廃寺(安城市)

2020-03-12 01:14:19 | みんなの花図鑑

スギは雌雄異花です。これは 悪名高いスギ花粉を持つスギの雄花です。




そのスギ花粉と一緒に スギの雌花が写っています(中央で 右手を向いています)。




手前が雄花(スギ花粉)、 上が 雌花。




雌花の襞の中に 水滴のように光るものが見えます。これが受粉滴(じゅふんてき)です。




こちらのほうが 受粉滴がよく分かります。 雄花の花粉が この受粉滴に着くと、花粉は受粉滴の中を泳いで子房室に到達します。