アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

モミジバフウ、ピンオーク - 安城デンパーク

2020-11-05 19:21:58 | みんなの花図鑑
モミジバフウ(アメリカフウ)

フウには2種類あって、モミジバフウは葉が「モミジ葉」。もう一つは 単に「フウ」(ダイワンフウとも)といい、こちらの葉は トウカエデのように葉が3裂しています。



学名はLiquidambar styracifluaで、かつてはマンサク科フウ属に分類されていたが、いまは 独立して フウ科フウ属。



紅葉がキレイです。















こんな果実が プラタナス(スズカケノキ)みたいに ぶら下がっています。




ピンオーク

日本では、アメリカガシワとかアメリカブナの名前で表記されます。



建材などにある、レッドオークの仲間になります。












コマユミ - 安城デンパーク

2020-11-05 11:06:09 | みんなの花図鑑

ニシキギ科のコマユミは マユミの名がつきますが、マユミよりも ニシキギ に似た実をつけます。




たとえば ニシキギ科の植物の果皮の割れかたを見ても ↓
ニシキギとコマユミ・・・・2裂、
ツルウメモドキ・・・・・・3裂、
マユミとマサキ・・・・・・4裂、
ツリバナとアメリカマユミ・5裂。
のようになっていて、 ニシキギとコマユミは 2裂する点でよく似ているのです。




ニシキギには 枝に昔の剃刀みたいな形をしたコルク質の翼がありますが、 その翼のないニシキギが コマユミだとも言えそうです。




樹名板には
「斑入コマユミ '東京ホワイト'」
「Euonymus alatus var. alatus f. striatus 'Tokyo White'」
「 ニシキギ科 園芸品種」
とありました。 f.は forma の略号で 品種のことだそうです。




「東京ホワイト」でググると ビールの「東京ホワイト」ばかり出てきます(´v_v`)