アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ツル、ツル、ツル - GoTo 前山ダム

2020-11-13 22:42:41 | みんなの花図鑑
久しぶりに 前山ダム(常滑市)の周回道路を一周してみました。一周 5,000歩強です。
以下のような つる植物に出会いました。


ノブドウ

自然とは思えない果実の色。


虫が作った色。


いえ、虫に触発されてノブドウが作り出した色。


本当の色はどれ?




アオツヅラフジ

おいしそう!



食べられない。



でも、2粒、3粒なら大丈夫。口に入れたとき、一瞬 甘い!
果肉の中には アンモナイトの化石が隠れています。




ツルウメモドキ

仮種皮が弾けると、この赤い光沢のある種子が顔を出しています。



でも、大部分は まだ弾けてなく黄色をしています。



弾けてない果実をバックに 弾けた種子。







ヤイトバナ(ヘクソカズラ)




背後に 古代遺跡の廃墟のような建物が・・・


ユリ(タカサゴユリ?)の果実の莢でした。




ツタ(ナツヅタ)

道路のガードレールの窪みをつたってました。



こんな果実。



キヅタと違うナツヅタの一種だと思います。





スズメウリ






ヤマノイモ

ヤマノイモは 食べるナガイモに似た むかご を作ります。



オニドコロなどのトコロがつくイモは ムカゴを作りません。




アケビ

高いところに まだたくさんなってました。

ヤツデ - ハエやらアブやら…

2020-11-13 17:07:26 | みんなの花図鑑

冬至を過ぎた頃から咲くヤツデの花には 決まってハエやアブが集まってきます。
実は寒い冬でも ハエやアブは結構飛び回っているのです。ヤツデはそういう冬にも活動する昆虫に目をつけました (^^♪




ピンポン玉みたいな花が 冬至を過ぎた空に白い花火のようにポンポン咲いています。
(球形の塊の散形花序が更に円錐花序を形成しています)



冬にも活動するハエやアブは チョウのような長い口吻を持ってません。ヤツデの花は彼らの口に合わせて、蜜を平たい面に染み出すようにして 彼らが舐めやすくしているのだそうです(^^)/




ヤツデの花は、中央の緑色をした蕾の状態から、 アンテナのように雄しべがつんつん出て開花します。この状態が雄性期です。球体の中央の雌しべはまだ未成熟です。




やがて 雄しべが脱落し、球体の中央の雌しべの柱頭が成熟して 雌性期に入ります。




よく見ると 球体の表面につぶつぶがあります。これが蜜です。これなら ハエは乗っかってすぐ舐めることができますね



ハグマノキ - スモークツリー

2020-11-13 11:45:11 | みんなの花図鑑

ハグマノキの名前より、スモークツリーとか「煙の木」のほうがよく使われている気がします。



春の新芽のときも このような赤い色をしています。



そういえば 「カスミノキ(霞の木)」なんて別名もありました。




スモークツリーのこのモクモクは、花ではなくて、不稔花(ふねんか:咲かない花)の柄が糸状に伸びだしたものということです。(元ブログ閉鎖)



これは花が咲いて散った後、実ができる頃から伸び始めます。(同上)