モミジバフウ (安城デンパークにて)
モミジバフウは フウ科(クロンキスト体系ではマンサク科)フウ属の落葉高木。
フウは漢字で「楓」と書きます。
モミジバフウ(紅葉葉楓)はアメリカフウとも呼ばれます。
フウ属には2種類あります。
「フウ属には葉の形からモミジバフウ(5-7裂)とサンカクバフウ(3裂)がある。前者はアメリカフウ(北米・中南米原産)、後者は単にフウ(中国・台湾原産)、タイワンフウとも呼ばれる。」(wiki「モミジバフウ」)
モミジと違い グラデーションが美しいです。
「フウは「楓」と書かれるが、カエデはムクロジ目に属し翼果をつけるのに対し、フウ属は雌花の花序が球形で垂れ下がるので区別できる。」
木によっては イガイガの果実が鈴なりの木もあります。(デンパーク地ビール館横)
蒴果がたくさん集まった集合果で、穴から翼の付いた種子をばらまくところはカエデの翼果と似ています。
陽が当たるときらきら光ります。
手前の 十月桜にピントが合ってますが、背景は モミジバフウの紅葉です。
イタヤカエデ(安城デンパークにて)
イタヤカエデは ムクロジ科カエデ属の落葉高木。「大きな五角形の葉が空を覆う様子を、板葺きの屋根に見立ててイタヤカエデと名付けられた。」(庭木図鑑 植木ペディア > イタヤカエデ)
「秋に葉が黄色くなるカエデの代表だが、別名「トキワカエデ(常磐楓)」のとおり基本的には秋季も緑色の葉を保ち、落葉直前のみ黄葉(稀に紅葉)する。」(同上)