アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハウチワカエデ? - 秋葉公園

2020-11-24 20:35:05 | みんなの花図鑑

秋葉公園(安城市)の西日が最後まで当たる一角に、このカエデの木があります。




夕陽に当たると 真っ赤に輝きます。




2本だけなのですが、夕方あたりが暗くなってきても、ここだけ明かりがともったようです。




スマホの Google Lensアプリで検索すると、「コハウチワカエデ」を候補に挙げてくるのですが・・・




コハウチワカエデとハウチワカエデとの差が分かりません (ToT)
画像検索すると、ハウチワカエデは真っ赤に紅葉するようです。



ハウチワカエデ、コハウチワカエデ の他にも、 ヒナウチワカエデ、オオイタヤメイゲツ がとてもよく似た葉をしています。




「ハウチワカエデの葉柄は葉身の1/2以下と短く、枝が無毛である
コハウチワカエデの葉柄は葉身の2/3以上と長く、枝に毛がある」(葉と枝による樹木検索図鑑)
とあるので、ハウチハカエデとしました。







モミジバフウ、アメリカフウ - どっち?

2020-11-24 13:59:57 | みんなの花図鑑
モミジバフウ (フウ(マンサク)科フウ属)

フウ属には葉のかたちが もみじ葉のモミジバフウと カエデの葉みたいに3裂するフウ(タイワンフウ)と2種類あります。



モミジバフウもフウ(タイワンフウ)も、モミジやカエデを大きくしたような葉をしていますが カエデ科ではなく フウ科です。



モミジのような葉を持つフウということでモミジバフウと名付けられただけで、果実を見ると カエデ科の翼果ではありません。



プラタナスの果実みたいに 球形です。



蒴果(さくか)といって、乾燥して裂けて種子を放出するタイプです。
以上、安祥城址公園にて。





アメリカフウ(フウ(マンサク)科フウ属)

ここからは デンパークにて。
紅葉した葉は モミジバフウそっくりです。
実は、アメリカフウは モミジバフウの別名だったのです。

樹名板を見ると 「アメリカフウ」と書いてあります。▼

でも、デンパークのほかの場所では たしか「モミジバフウ」との樹名板を見たような気がします "(-""-)"
えっ、えっ、どちらが正式なんでしょうか??



「北米中南部及び中米を原産地とする落葉高木。正式にはアメリカフウというが一般的にモミジバフウと呼ばれ、公園や街路に使われることが多い。」(庭木図鑑 植木ペディア > モミジバフウ)



色々記事を読んでみても 「正式にはアメリカフウ」としているのは 上の記事だけで、あとは「モミジバフウ 別名アメリカフウ」としているものが多い気がします。



もうひとつ、アメリカフウ

ここからは 於大公園(東浦町)のアメリカフウです。



ここは アメリカフウ で統一しています (´∀`)