アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

冬至のハヤトウリ - カボチャじゃなく

2020-11-07 17:54:31 | みんなの花図鑑

Sさんの菜園で ワタの花を撮っていたら、Sさんが「綿を撮ったら、ちょっとこっちゃおいでん。珍しいもの、見せてあげる」とおっしゃるのです。
行ってみると、カボチャの花の下からこんな小さなウリがぶら下がっているのです。




「ほう~、小さい髭の生えたカボチャですか?!」そう返すと、
「上の大きい花はカボチャの花。そのウリは ハヤトウリといって 花は こっち」と指さすのです。
「ハヤトウリって どういう字を書くんだろ?」
「漢字は知らないけど 面白い花でしょう!!」



果実(瓜)になる子房の上に 立派な白い花が咲いています。
すぐスマホで検索すると、wikiの絵が出てきました。

「ハヤトウリ(隼人瓜、学名:Sechium edule)は熱帯アメリカ原産のウリ科の植物。また、その果実のこと。果実を食用にする。」



「日本で1917年に鹿児島に渡って来たため隼人の瓜ということで、ハヤトウリという名前になった。台湾では佛手瓜と呼ばれる。」



ゼンマイが可愛いです (^^)/



冬至に カボチャを食べるのは 栄養価の高いかぼちゃを食べることで、「風邪を予防する」ためだそうです。
栄養価が高い点では ハヤトウリも負けてはいません。たまには 冬至に ハヤトウリを食べるのも良いかも \(^o^)/

ワタ - 冬至に花開く

2020-11-07 10:18:37 | みんなの花図鑑

きょうは冬至なのに、ワタの花が咲いています。



場所は 岡崎市のSさんの畑。昨日 この畑のトウゴマを撮っていたところ お見えになって紹介してもらいました (^_-)-☆
横の道路を犬の散歩で通る人が畑に入って用を足したりするので、去年は コキアの並木で、今年は ワタの並木で柵を作って入られないようにしているのだとか。




ウィキによると「生育には高温(平均気温25℃程度)が必要。(中略)年降水量は1000~1500 mmを要する一方、開花期には乾燥が必要。」(wiki「ワタ属」)とあります。




Sさんによると、花には 白、赤、茶 と三色のワタが植えてあるそうです。




白と赤はすぐ分かるのですが、茶色がちょっと識別しにくいです。




これが茶なんでしょうか?



アオイ科の花はみな 一日花。




「萼の部分がまた可愛いのよ」と、Sさん(^^)/




この萼に包まれて、もやもやっとワタの実が育っていきます。




萼の観賞?




風船みたいなワタの実。



爆ぜそう?!




爆ぜました!
後で調べたら、 ワタには アメリカ綿 と アジア綿 とあって、背丈は同じくらいだそうですが、ふっかふかのコットンボールを楽しみたいなら アメリカ綿がいいそうです。でも 日本での栽培はアジア綿の方が気候風土が合っているようです。