忌野清志郎が亡くなった。
強烈に覚えているのは、昔、坂本龍一と組んで
いけないルージュマジックを歌ったとき
(たしか「夜のヒットスタジオ」だったと思う。)
男性なのに派手なメイクをし、過激なスタイル、
パフォーマンスを披露した。
「まじめ」な私は、それだけで、彼に「変な人」
「いけない人」のレッテルを張りそれ以上知ろうと
しなかった。
しばらくして彼は変でも危ない人でもなく
ユーモラスな詩の中にタブーとされている
社会批判があると知った。
みんな公で批判することが怖いだけ。
でも、彼はやってのけた。
彼は反骨の人だと知った。
そして彼の詩の中に素朴で、繊細で、
恥しがりやで暖かく、素直な心を見た。
表面的に人を判断し、偏見を持ち、
断罪する偏狭な心こそが
何よりも恐ろしいと知った。
何も知らずに、自分はある人よりも上とか
まともだと思う気持ちがある。
そうやって心を閉ざしてしまう自分が情けない。
けど、
損しているのは、誰でもない、この私。
自業自得。
強烈に覚えているのは、昔、坂本龍一と組んで
いけないルージュマジックを歌ったとき
(たしか「夜のヒットスタジオ」だったと思う。)
男性なのに派手なメイクをし、過激なスタイル、
パフォーマンスを披露した。
「まじめ」な私は、それだけで、彼に「変な人」
「いけない人」のレッテルを張りそれ以上知ろうと
しなかった。
しばらくして彼は変でも危ない人でもなく
ユーモラスな詩の中にタブーとされている
社会批判があると知った。
みんな公で批判することが怖いだけ。
でも、彼はやってのけた。
彼は反骨の人だと知った。
そして彼の詩の中に素朴で、繊細で、
恥しがりやで暖かく、素直な心を見た。
表面的に人を判断し、偏見を持ち、
断罪する偏狭な心こそが
何よりも恐ろしいと知った。
何も知らずに、自分はある人よりも上とか
まともだと思う気持ちがある。
そうやって心を閉ざしてしまう自分が情けない。
けど、
損しているのは、誰でもない、この私。
自業自得。