さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

よそ者だから

2012年11月24日 10時00分20秒 | Web log
実習も2週間目が終わり、レジデントさんのことも少し分かるように
なってきました。

皆さん平等にと思っても、おしゃべりが好きで学生と話したがる人、
話さなくても体調の悪い人、身動きの取れない人等にどうしても
目が行ってしまい、接する人が限られてしまうのですが仕方ありません。

数日前から気になっていたおばあちゃん(Zさん)がおりまして。

足の浮腫がひどく、パンパンでしかも硬くなっております。

たまたまZさんのエリアの担当になったときに「 歩くときに足が痛いのよ 」
と話してくれました。

お昼寝の習慣がないということで、どんなに暇でも大抵起きて椅子に
座っているのですが、足が痛いのにフットレストがありません。

座っている間、足を少しでも上に上げることができたら、楽になるのに
と思いながら、どうしていいかわからず、作業療法士の人にお願いして
マッサージをしてもらいましたが、足の腫れはまだまだです。

で、足の指の関節が靴ですれて、テカテカになりはじめ皮膚に問題が
でてきそうだったので、看護師さんに報告しました。

そしたらフットレスト、作業療法士の手配などすぐに対応してくださいました。

フットレストを持って、おばあちゃんのお部屋に行って
「 椅子に座るときはフットレストに足を乗せて、足をできるだけ上げる
ようにすると少し足が楽になりますよ~」と説明して、足を上げてあげたら
ものすごく喜んで「 すごくいいわぁ 」と言ってくださいました。

しばらくして作業療法士の女性がマッサージをしにやってきました。
でも、彼女が近づいてきたら一気に様子が変わりました。

そのおばあちゃん、私には弱みを出すのですが、職員さんが行くと緊張するのか
マッサージを拒否したり、遠慮したりとにかく様子が変わるのです。

私は所詮よそ者だから甘えたい、甘えてもいいと思っているのかな?
と思いました。

職員さんにはこれからも長くお世話になるのだから、いちいち無理を言ったり、
面倒をかけてはいけないと思っているのでしょうか? 

そんな気もします。

でも、そうだからこそ 彼らのちょっとした言動や行動で気持ちや状態を汲み取って
あげないと、と思うのですが。

署名

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