さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

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グラム陰性桿菌

2008年06月12日 20時53分10秒 | 医療・健康
三重県の整形外科の点滴作り置き問題で、患者の血液からグラム陰性桿菌が発見されたらしい。

グラム陰性桿菌ってなつかしー。
入院中に私も感染したことのある菌です。
熱が出た及び高熱続報参照)

実をいうと、高熱が発生した日に担当だった看護師さんのルートの繋ぎ方で、それって大丈夫なの?と思うことがあったのです。
私の危険信号、いや野生のカンが危ないぞと告げていた。
そしたら案の定?高熱が出た。
とはいっても証拠はないし、色々とお世話になっていることなので何も言いませんでした。
若いし(ここ強調)すぐに抗生剤の点滴をして貰ったから2日で熱は下がったし。

言いたいのはこんなことではなく。

ここの病院、点滴の作り置きはもってのほかだけど、それ以前に点滴を1日に100人にって多すぎないですか?
それこそ過剰医療の気が。
でも、患者さんの評判は良くて、クリニックは大流行だったよう。

時折思うことですが、検査や注射をすぐにしてくれるお医者さまを「いいお医者さま」と捉える傾向が患者の中にある気がします。


たとえば。
しんどい、と病院に行く。
特に異常は見られない。
でも、点滴でもしましょうか?と維持液等の点滴をして貰う。
元気になったわぁと帰宅。

維持液って水分さえ取れれば必要のないものです。
こんなことに医療費を使うのは医療費の無駄遣い。
(アンタのあずきバーもじゃ!とつっこんでください

一方、食べられる人に維持液の点滴は意味がないからとしたがらないお医者さまもいる。
でも、こんなお医者さまは「何もしてくれない」と言われてしまって、流行らない。
これっておかしい。。。

日本の医療は出来高制で、検査や治療をすればするほど儲かるしくみになっているので、儲けようと思えば検査や注射をやりまくる。
優しい言葉をかければそれでばっちり。
そこで、バカな厚生労働省は出来高制をやめよう!と大病院にDPCを導入。
大病院は大概、そんな治療をしてないってのに。


ちなみに私のかかりつけ医は、余分な検査も注射もしてくれません。
曰く「意味ないから」
だから、流行らない(爆)

整形外科にリハビリに行くと1割負担の高齢者は100円程度の負担です。
それで整形外科は大賑わい。
100円で治療してくれるなんて、日本の医療は素晴らしい。
しかもリハビリは診察なしでやってるところがほとんどです。

こういうことに医療費が使われるせいで、本当にリハビリが必要な人まで一律に切られてしまうのです。

患者側ももっと医療費の使い方を考えなければならないのではと思います。
でないと、良心的な医者は一向に儲からず、医療費削減のしわ寄せが勤務医にきて、どんどん医療が崩壊してしまいます。
開業医もDPCを導入しなきゃいけなくなればいいのにね・・・。

診察日~

2008年06月12日 16時03分41秒 | 慢性膵炎の通院
あずきバーのたたりから6日目。
点滴生活を始めて4日目。
今日は主治医の診察日でした。

4日間の1リットル点滴で腹痛は殆ど治まり、食事も少しずつとれるようになりました。
でも、食べると条件反射のように下痢してしまいます。
ヤク(リン酸コデイン)は下痢止めの効果もあるはずなのに何故???

採血結果は
アミラーゼ155(基準値37~120)

痛みとともに数値も下がりました~
フサンの点滴をすると150ぐらいまではさがってくれます。
これで絶食もしていたら基準値に近くなるのかも。
ちなみに膵臓博士によると、アミラーゼの値は医療機関によって試薬が違うので、同じ医療機関で検査しないと比較は難しいようです。

今日も赤血球、白血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットは基準値以下
白血球は2700でした。(基準値3100~9200)

殿曰く
「白血球が少ないなあ。腹痛の時は白血球が減少するよね。」

一般的には、膵炎でお腹が痛いのであれば、アミラーゼ、白血球ともに上昇するはず。
なのに下がる不思議な私。
つくづく教科書が当てはまりません。
殿も私の奇妙な体(笑)にはもう慣れっこなようで、痛い時=白血球が下がるとインプットされているようです。
こういうのがわかって貰えるのは長い付き合いだからで、他のドクターなら
「白血球が上がっていないから大丈夫です」
と言われてしまうかも。

下痢が続いてることを伝えると、
「お腹がかなりグルグルいってるよ。」
とのことで、下痢止めを処方されました。

処方された薬はタンニン酸アルブミンとアドソルビンの混合

これが激マズ
今までに味わったことのない味がします。
ヤクも真っ青
速効、オブラートを買いに走りました

痛みが治まってきたので、今日で点滴はひとまず終了。
でも、「こう指示してあるからね。いつでも来て貰ったらいいから」
とパソコンの画面を見せてくれる殿。

そこには
外来担当医、当直医へ
と赤でデカデカ書かれた指示が。
「腹痛で来院されたら、フサンの点滴とアセテート維持液(ヴィーン3Dのジェネリック)の点滴をお願いします」
とありました。

殿にいちいち連絡取らなくても大丈夫なようになっています。
これで安心していつでも病院に行けます。
・・・ってその前に行かないようにしなきゃ