マイナーチェンジが2024/1/17という事で、もうバレてますが、
注文したのは、トヨタの中では、一番安い4WDのヤリスハイブリッドZ
E-Fourです。
最低価格が150万の車に、そこそこの金額を突っ込むのは勿体無いのですが、
(最低価格が150万のシリーズの価値は、最高グレードを買っても、
中身は150万という意味・・・)
子供がまず使うので、
①安全系の装備はトヨタで考えて、フル装備にしたのと、
②未だ下手くそなので、ぶつけても余り惜しくないやつ(笑)というのと、
③最初は、小さめなのが、運転しやすい、
④サイドブレーキは意識しておいて欲しいので、オートパーキングブレーキは1台目は避けたかった、
⑤ハイブリなのに、プリウスミサイルのゲームスティック式になってなくて、昭和のPRNDL(B)式の直線オートマなので、ミサイルになりにくい。
(ちなみにプリウスミサイルは、エンジンONで、エンジン音しなくて、ブレーキとアクセルを踏み間違えてて、アクセルを踏んでても無音で、そこでDに入れられるので急発進。自動で中央に戻るゲームスティックで、ギアが何処に入っているか、感覚的にわからんと言う事と、メーターパネルが中央に小さく有り、ギア位置がめちゃ確認しずらいという事らしい)
⑥プリウスやアクアみたいに、小さいパネルが中央に付いてるのでは無くて、昭和式のデカイメーターパネルがドライバー正面に付いてる。(液晶だけど)
これら、多分、レンタカーで必要だから、こんな仕様になってると思われるが、
初心者には都合が良い。
という事が多分に考慮に入ってます。
あらゆる4WDの中で一番燃費がいいというのは、どうでも良いのですが、
実は、1.5Lのハイブリ用エンジンはミラーサイクル(可変圧縮)だったというのも、
購入に走った理由。トヨタは、アトキンソンサイクルと言っているのですが、
実はこれ間違いで、アトキンソンサイクルというと日産が開発したマルチリンクのコンロッドの可変圧縮エンジンが正式な、アトキンソンサイクルで、トヨタの吸気バルブ遅閉じのアトキンソンサイクルはミラーサイクルです。
ミラーサイクルを知ったのは1990年代のモーターファン誌(現在休刊のはず)の
兼坂弘オヤジの毒舌評論で(天国のオヤジさん、苦節30年、やっとミラーサイクルに乗れました)、ただ本来のミラーサイクルは、
・排気エネルギーを燃費向上のために回収したい。
・なら、排気ターボを付けよう。
・けど、ターボを付けると、ノッキングが起こる。
・圧縮比下げよう。
・オットーサイクル(=普通の4サイクル)で、圧縮比(=膨張比)を下げると、膨張比も下がり、燃費が悪くなる。
・なら、圧縮比だけ下げて、膨張比はそのままにしよう。
・であれば、吸気バルブを遅閉じにして、吸気混合気を少なくしよう。
・膨張比はそのままで、ターボ付けてもノッキング起こらね。
という理屈なので、ターボの付いてないトヨタのミラーサイクルを、
ミラーサイクルと呼ぶのは憚れるので、あえて、アトキンソンサイクルと呼んでるのかもな。
なので、トヨタハイブリ用1.5Lは実質1.0~1.2L位のガソリン消費量で、膨張比
はそのままで、動いてます。1.0Lにしてターボを付ければ、さらに良いのに
と思うのですが、そうはイカの塩辛みたいで、その話は次に。
兼坂弘オヤジは、低速域は、ターボで無くリショルムコンプレッサーで補うと提唱していたが(ユーノス800)、
まさか、モーターで補うとは思っていなかっただろうな。
(あいや、モーターは停止時が最大トルクというのは、毒舌評論で習った気がする)
ご存命なら、どういう毒舌を吐かれたか、非常に興味があるが、残念…。