IC-720Aのメンテナンスマニュアルに従って、PBT(パスバンドチュイニング)
を調整すると、
訳わからなくなると思うので、メンテナンスマニュアルの修正です。(苦笑)
1. L7の調整で、R19③はR19⑬の間違い。
2. R-115の調整で、19,759.700KHzは19,756.7KHzの間違い。
3. 207の周波数の、19.7597MHzは、19.7567MHzの間違い。
4. 208の周波数の、19.7567MHzは、19.7597MHzの間違い。
過去、IC-720AのPBTの調整していた人は、どうやって調整していたのだろうか?
最初思い通りにならなくて、めっちゃ疲れました。
こんなので、気が付くまで数時間かかりました。
頭からドキュメントを疑わなくて、
状態の悪い中古の現物の故障だと、最初は思ってしまいますからね。
後、注意しないといけないのは、送信時の数値を測定しているとき、
ジェネラルカバレッジモードでは(送信ボタンを押しても)内部が送信
状態にならないので、調整時は常にHAMバンドモードにして下さい。
(これもハマった理由の一つ)
1981年と言うと、インターネットは、当然
無く、パソコン通信すらも無い時代で、
この手の出版物の修正機会は、全く
無かったんでしょうね。
市場に出てからのフィードバックが、
ほぼ無いですからね。
IC-720Aの海外の記事(eham netだったと思う)を読んでると、
PLLの調整の所でも、間違いが有るらしく、
完全にPLLを理解しろと書いて有ったけど、
間違い箇所を書いてくれれば良いのに(苦笑)。