1963年の調査では、子供の好きな食べ物のトップは玉子焼き。それが1968年にトップの座をハンバーグにとって変わられる。以来、40年以上、ハンバーグは子供の好きな食べ物の王者として君臨してきた。
ところが、2012年10月に日本スポーツ振興センターが行った食生活の実態調査によると、ハンバーグは王座から滑り落ちているのである。
調査によると
小学生男子の好きな食べ物ベスト5
1位 寿司
2位 カレーライス
3位 ラーメン
4位 ハンバーガー
5位 ステーキ
中学生男子の好きな食べ物ベスト5
1位 寿司
2位 カレーライス
3位 ラーメン
4位 ハンバーガー
5位 ステーキ
小学生も中学生も順位は同じ。
だが、ハンバーガーはランクインするものの、ハンバーグはベスト5圏外である。
ハンバーグは小学生男子の10位にランクインしているが、中学生男子ではベスト10にも入っていないのだ。女子に至っては小中学生共にハンバーグはベスト10圏外である。
女子の好きな食べ物には意外な食べ物がランクインしている。
小学生女子が好きな食べ物ベスト5
1位 寿司
2位 デザート
3位 オムライス
4位 ピザ
5位 パスタ
何とデザートが2位に。
そして中学生女子が好きな食べ物ベスト5
1位 デザート
2位 オムライス
3位 寿司
4位 パスタ
5位 カレーライス
中学生女子に至ってはデザートは堂々の1位。
デザートは脇役だと思うのだが、女子にとっては今や主役なのである。
因みに女子小学生、女子中学生共に6位はグラタン
男子に比べオシャレなメニューが上位にランキングされている。
それにしても、数十年間不動の地位を築いたハンバーグは今や人気メニューからは姿を消してしまっている。
ハンバーグ世代としては寂しい限りである。