まあどうにかなるさ

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押井ルパン

2016-06-11 22:39:56 | テレビ/ラジオ

先日、アニメ界の巨匠、押井守がラジオ番組に出演していた。
最も、彼は巨匠という呼ばれ方は好きではなく、鬼才と呼んでほしいそうである。
彼がフリーになったばかりの頃、今から32年ほど前、『ルパン三世カリオストロの城』に続くルパン三世劇場版第三作目の制作の話が来たことを話していた。
しかし、押井の書いた脚本があまりに荒唐無稽だったためにボツになったそうである。
その内容とは…
実はルパンは端から存在していなかったというストーリー
次元も銭形も五右衛門もルパンがいてこそ存在意義がある。
だから、実は交代でルパンに変装していたという内容だ。
それは採用するにはかなりハードルは高い。ボツになったことは理解できるが、観たかったなあ~ 押井ルパン

彼の出世作、『うる星やつらビューティフルドリーマー』
実は、この作品に原作者の高橋留美子が激怒したそうである。
「うる星やつらでやる必要がない」と…
押井守は、本当はうる星やつらを気に入っていなくて、テレビ放映のときから自分の好きなように原作を変えてしまったと明かしていた。そのことで高橋留美子とはずっと仲が悪かったそうである。
僕自身は、『ビューティフルドリーマー』はアニメ作品の傑作であり、うる星やつらだからこそ生きたストーリーだと思っていたが、意外な真実である。