まあどうにかなるさ

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日本は義理チョコをやめよう

2018-02-04 16:56:26 | コラム

2月1日、日本経済新聞に掲載されたゴディバの全面広告。
日本は義理チョコをやめよう。
そんなショッキングなヘッドコピーで始まるいわば意見広告。

以下、広告文

バレンタインデーは嫌いだ、という女性がいます。

その日が休日だと、内心ホッとするという女性がいます。

なぜなら、義理チョコを誰にあげるかを考えたり、

準備をしたりするのがあまりにもタイヘンだから、というのです。

気を使う、お金も使う、でも自分からはやめづらい。

それが毎年もどかしい、というのです。

それはこの国の女性たちをずっと

見てきた私たちゴディバも、肌で感じてきたこと。

もちろん本命はあっていいけど、義理チョコはなくてもいい。

いや、この時代、ないほうがいい。そう思うに至ったのです。

そもそもバレンタインは、純粋に気持ちを伝える日。

社内の人間関係を調整する日ではない。だから男性のみなさんから、

とりわけそれぞれの会社のトップから、女性たちにまずひと言、

言ってあげてください。「義理チョコ、ムリしないで」と。

気持ちを伝える歓びを、もっと多くの人に楽しんでほしいから。

そしてバレンタインデーを、もっと好きになってほしいから。

愛してる。好きです。本当にありがとう。そんな礼儀ではない、

心からの感情だけを、これからも大切にしたい私たちです。

バレンタインデーを、好きになってください。

ゴディバジャパン株式会社

代表取締役社長

ジェローム・シュシャン


この広告は、そもそも本命チョコがほとんどだと思われる高級チョコレート会社であるゴディバだから出せたとも言える。バレンタインデーに女性から男性にチョコを贈る習慣は日本独自だそうである。独自文化は大切にしたいと思う。
バレンタインデーにチョコを贈る広告を最初に出したのは神戸のモロゾフ製菓。その後不二家や明治製菓のマーケティングで定着した。義理チョコが登場したのは1980年代からと言われている。広めたのは勿論チョコレートメーカーで、数少ない本命チョコより数が売れる義理チョコの方が多く売れるからです。現在では義理チョコを制限する企業も出て来ており、1990年代後半から義理チョコの徐々に少なくなってきているそうだ。
たとえ義理ではあっても、もらうと嬉しいという男性は多いので、文化としては残って欲しいと願う男性も多いと思う。でも、義理という名前はよくない。感謝チョコにすればいいと思うし、期間限定の高いものではなく、普段売っている板チョコなどでもいいのではないかと思う。
僕は、男性から女性にチョコを贈ってもいいのではないかと思う。チョコは男性よりも圧倒的に女性が好きだと思う。現時点では女性に交じってチョコを買うのは少し勇気が要る。自然に増えて行けばいいなと思う。