変な夢を見た。夢はたいがい変だが、鮮明に記憶に残っているので書き留めておくことにした。
何故か渋谷を歩いている。大学の友人たちと飲みに行く約束をしているが、地下鉄に乗ろうと駅へ歩いているところなので、待ち合わせは渋谷ではなく別の場所だと思われる。
ふと、飲み代が足りないことに気付き、お金を下ろしに銀行へ向かう。夕方なのでキャッシュコーナーへ行く。夢の中ではビルの間の細い路地にキャッシュコーナーがある。黒い鉄格子のゲートの向こうがキャッシュコーナー。ずいぶん変なところにあるが夢の中では特に不思議だと思わない。閉まっているゲートを押して中へ入ろうとすると、制服を着た女性店員が現れて「ここは開けてはいけません」と言う。「お金を下ろしに来た」と言うが、受付時間は過ぎていると言われる。
食い下がると、特別にと言われ、どういうわけか書類に書いて手続きをする。その間ずっと路地の路上である。女性店員が「お金は後日振り込まれます」と言う。お金を下ろしに来たのに妙な対応である。
腕時計を見ると、約束の時間を過ぎている。
携帯で友人に今日は行けないと電話をしたところで目が覚めた。