明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
年末に帰省する際、毎年変わる壁に掛けられている母の俳句を楽しみにしている。
今年の俳句
鯛焼きや 孫仲良しの 友の事
冬のある日、鯛焼きを食べながら、孫の友達の話を楽しそうに聞いている母。微笑ましい日常を詠んだ句だ。
亡き父の 成都の話 黄砂ふる
もう80を越えた母の父は昔仕事で成都に赴任したことがある。中国南西部に位置する成都は黄砂が舞い散る。母は毎年黄砂の時期になると父が話してくれた成都の話を思い出すそうだ。
黄砂は春の季語。