映画『ラストレター』を観た。『Love Letter』以降発表された岩井俊二監督の作品の中では最も名作ではないかと思う。
裕里(松たか子)の姉の未咲が亡くなった。裕里は葬儀の日、未咲の娘から未咲宛てに高校の同窓会の案内が来ていたことを知らされる。姉の死を姉の同級生に知らせるために同窓会に出席した裕里だったが、卒業から20年以上が経っているため、姉と間違えられてしまう。裕里は姉の死を告げることができないまま、姉の未咲として挨拶をしてしまう。
同窓会の席上、高校の時、同じ部活で初恋の先輩である鏡史郎(福山雅治)と再会する。
やがて、二人はひょんな理由から、メールではなく文通することになる。妹としてではなく鏡史郎が好きだった亡くなった姉の未咲だと偽って…
この映画を観た後、岩井俊二のデビュー作『Love Letter』 も観たくなり、家にあったビデオテープを引っ張り出して久しぶりに観ました。25年も前の作品だけど、全く色あせない名作中の名作です。
学生時代、映画サークルで8ミリフィルムの作品を作っていた。
岩井俊二監督の映画はその頃を思い出させてくれる。学生映画は予算もなく、限られた舞台で限られた出演者で作る映画しか作れなかったけど、甘酸っぱい青春時代を独自のアイデアで描く作品はとっても共感できます。
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