まあどうにかなるさ

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男と女

2016-10-22 22:48:16 | 映画

クロード・ルルーシュ監督の仏映画『男と女』が半世紀の時をえてデジタル・リマスター版でスクリーンに蘇った。
♪ダバダ、ダバダバダ…♪で始まるフランシス・レイ作曲の主題曲はあまりにも有名。
主演はアヌーク・エーメとピエール・バルー
この映画を初めて観たのは大学生の時。
スタントマンの夫を撮影中の事故で無くしたパリに住むアンヌ、カーレーサーのジャンもまた、妻を自殺で亡くしていた。それぞれ娘と息子を同じ寄宿舎に預けていた事から二人は出会い、惹かれあう。
モノクロとカラーを使い分け、一見ストーリーと関係なさそうな風景を丁寧に描いて行く。
ストーリーはシンプルだが、美しい映像と音楽を丁寧に紡いだような素敵な映画だ。

上映された恵比寿ガーデンシネマはサッポロの経営だという事もあり、売店でビールも豊富に揃えていて、持ち込みも可能だ。
ここでしか食べられないスイーツなどもあり、まさに大人の映画館といった感じ。
映画が終わって帰る時間は、恵比寿ガーデンプレイスが夕暮れ時だった。映画の余韻を楽しむにはもってこいの時間帯。

古い映画なのに、デジタル・リマスターされた画面はほんとうに美しい。
過去の名作をもっと多く上映して欲しいと思う。



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