駅などの公衆トイレの手洗い場で手を洗った後、水を止めないでトイレを出て行く人を時々見かける。
公衆トイレだから、すぐに誰かが使い、その人が水を止めてくれると考えているのかもしれないが、少し常識がないと思う。最近はセンサー蛇口も増えてきてはいるけど、依然手で開け閉めをする蛇口は多い。
以前、その話を知人にしたことがある。
「え? 面倒くさいよね」
何とその知人は蛇口を閉めないで出て行く人だったのだ。
その知人は少し神経質なところがあり、食事をするときもテーブルが少しでも汚いととても嫌がるような人だ。
水を出しっ放しにして行く人はもしかしたら、少し潔癖症で、手を洗った後に蛇口に触れるのがイヤだという事なのかもしれない。
用を足して、手を洗うために蛇口をひねる。汚れた手で蛇口を触るので、手を洗った後にその蛇口を触るのは僕も少し気が引ける。僕はいつも水をかけて洗ってから閉めている。
そういう作業が面倒なのか、あるいは水をかけたあとでも触りたくないのか、単にものぐさなのか…
恐らく誰も自分の家では出しっ放しにはしないはずである。
これは男性だけなのだろうかと思い、妻に訊いてみた。女子トイレでは見かけないと言う。
どうやら男性に特有の行為のようである。
水を止めない人も問題だが、トイレに入り、手を洗わないで出て行く人も相当数いる。
ちょっと僕は信じられない。これも男性だけだそうだ。
日本に握手の習慣がなくてよかったと思う。
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