あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

時代はいつでも移り変わるものね

2021-02-23 | from:sachiaki
今日も今日とてドラクエウォークしてきたsachiakiです。
歩いてきた距離はおそらく14〜5kmぐらいです。
歩くのは苦じゃないので、比較的余裕はあるのですけれど、
そこそこ体力を使ったので眠たくて仕方がないところです。

そんなことはさておいて。

昨晩のことですが、お気に入りだったDaft Punkの解散かわかり
とてつもなく悲しみにふけっていたところでした。
バンドを始めてから28年経ったから「もういいや」って理由で
そうか、そんな理由もあるのか……ってなりました。

28年前といえば、私もまだ14、15歳なので
当時はB’zやaccessが大好きな時代でしたが
ユーロビート全盛期であったこともあり、
そもそもB'zもaccessもTMNもダンスミュージックの要素が強かったので
洋楽はわりとエレクトロポップなものを好んで聞いていたのですよね。
とはいえ、その頃はまだTSUTAYAも近所にない時代だったので
ラジオから流れてきた曲を録音したり、
近所のレンタルショップで借りて聞くというぐらいしかできませんでしたが。

16歳にもなれば高校に入っているのでバイトもしているし
時折レコファンに寄ってCDをちょくちょく買ってましたけれど、
その当時は輸入CDは安い時代ってこともあり、
洋楽をちょいちょいと聞く時代でもありました。

そんな洋楽の下地時代を経て、
専門学校を卒業したあたりで何気なく見ていた
MTVでdaftpankに出会い、
そのどこか懐かしくて覚えやすいメロディラインとともに
エフェクトでガンガンに揺れているヴォーカルが乗っかった
独特の音に心臓を鷲掴みされたうえに、
PVの映像が松本零士の銀河鉄道999のようなアニメーションで
すっかり参ってしまったわけです。

EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)が好きになる下地が
ガッチリとついていたところに、
日本のアニメーションと相性が良い音楽なんて
嫌いになる要素がないというか、好きにしかならないですよ。

そんなバンドの解散理由が「もういいや」っていうのには
拍子抜けしかしなかったけれど
そういうとこもなんか”らしい”なってなって
とりあえずしばらくは寂しいけれど
今まで残してくれていた音源を大切にしていこうって
思い直すことにしました。

思えば今の時代、音楽をやる人への入り口は広くなったし
誰かへ届けるってことも簡単になりつつあるけれど、
音楽が自分の身体にしみ込むようなことは減ってきているのでは?
なんて疑問もそこここで聞くようになっていたので
潮時ってものをよく理解されていたからこその解散だったのかもしれません。
完全に妄想の域をでないけどね。

音楽がサブスクリプションになってから
自分で苦労して所有するという感覚が抜け落ちてしまったんですよね。
CDショップへ行って、自分の身銭を切るために
試聴機でいっぱいの音源をチェックして
これは持ち帰りたいって強く思う気持ちや
ジャケットを見て自分の好みと合うかどうかのセンサーの磨きとか
家に帰るまで聞くことができなくてソワソワしたり、
帰宅してパッケージを開けてオーディオにセットする時に
うっかり指紋を盤に触れないように慎重に扱ったり
そういったものがいっさいなくなってしまったことから
音楽が消費されるためのものになってきたな〜
なんてことを思ったりするのです。

時代遅れって言われちゃうのもわかるし、
サブスクで出会って気に入っている曲もたくさんあるから
一長一短だとは思っているけれど、
クラブハウスもなくなってしまって(あるっちゃあるけれど)
音楽の楽しみ方に広がりが失われつつあるような
そんなことを感じてしまったりしたのでした。

当然その身体感覚を取り戻したいって理由だったりで
ライブが盛り上がってきていることも知っているけれど、
それでも圧倒的な欠如を抱えているところに
この解散の知らせを受けて、
また一つ時代が切り替わったのだな〜と。

嘆いてばかりもいられないし、
世の中はよくなってきているのだと信じて
これからも音源をどうやったらアップできるのか
どうやったら共有していけるのか
そんなことを考えていきますよ。
ゲスラジはオーディオコントだけど
それでも音源には違いないですからね。

さて、明日は水曜日。
お店を開けるために準備をするのでこの辺にて。
モイモイ
コメント
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