日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

開花 走った 買った つけ麺食べた

2010-03-21 14:08:04 | ふさおまき(オス)日記

外の空気は、きっと暖かさという分子をためていって、
ふくらみきったところで、ふわっと春を出現させる、
と言う風になっているのかもしれません。

昨晩の暴風雨なれど南からの暖かい風がその最後の一吹きだったのでしょう。
10時過ぎに晴れてきた東京代々木界隈に走り出してみると、
ドアを出ただけですぐに春と分かるほど空気がふくらんでいました。

そして走り出して3分、暖かい風が通る、
春の小川と呼ばれる今は暗渠になった小田急線線路沿いにある
マンションの裏を見上げます。ここに立つ桜は、毎年、界隈で最初の開花と
なるからです。そして期待通り、まだ数えることができるほどではありますが、
大島桜らしく柔らかい葉と同時に花を空に誇っています。
こんにちは、春。
季節を最初に感じたときは、四季いつでも一声かけたくなります。
そのまま代々木公園に行くと、これも公園内では毎年早く咲く
NHKホールよりの桜トンネル2本目が、こちらはソメイヨシノらしく
花一人で力強く枝からピンクの顔を出していました。

桜を眺めながらのランは、ゆっくりじっくり汗もたっぷり、
景色によるランニングハイを感じつつ、初春ランを楽しみました。
そして、やはり暖かいのは体に優しいのでしょう、
昨日の久々の練習による腰の痛みもほとんど出ることはなく、
仕上げに小公園で、40%パワーの流し走りをして、
これで大丈夫なら短距離練習に入れると一人うなずき、父親とキャッチボールをする
男の子に「あのおじさん すごく走ってる」と声をかけられ、
こちらでも気持ちよくランを終えたのでした。

折角の休日、という枕詞に、最近の私は、だから近所のディスカウントスーパーへ、
と言葉を続けています。
書くのが遅れましたが、ふさおまき(めす)は、今日も友人と山へ。
しかも朝は大雨が降り、ロマンスカーも運休になった箱根は金時山へ向かうと
朝7時から出かけたので、一人休日です。
代々木公園からは小さな丘を西に越え、坂下と呼ばれる幹線通りの谷地近くにある
3割引は当たり前、の基本食料品スーパーへ。
お子様連れのお父さんお母さんで賑わう店内を、一人ちょっと汗くさい中年が歩くのは
どんな風に見える物かと一瞬悩んだりしますが、店内カゴをぶら下げた私は、
物欲魔神に変わります。といっても、不二家のハートチョコレートが4割引だとか、
デンマークカマンベールが249円だとか、安値と割引に喜びを感じる魔神ですが。
今日の主な買い物は、一週間分のお菓子と、今日の昼夜ご飯材料です。
暖かいから、界隈随一の安値を誇るアイスも買いましょう。
悩みどころは、今日の食材。昼はもう、何故か頭がつけ麺一色になっているので
それほど迷いませんが、まだ6時間先のことになる夕飯は、いろいろバリエージョンを
考え始めると、売り場ごとに決めかねてしまうのです。
たとえば、最初の野菜コーナーに行ったら、長芋が目に入ってお好み焼きが作りたくなったり、
醤油みそコーナーに行ってゴマだれが安いのに気がつくと、冬を惜しむ豚しゃぶか、冷凍庫に
生協のバラ肉もあるし・・でも葉っぱもの買いに戻らないと・・とか。
私、スーパーがあって、自分で食事を続く元気がある限り、ずっと毎日を楽しめる
自信があります。
とまあ、幸せですね。ちなみにアイスはPALMを買いました。



そして最後に、帰宅後のつけ麺です。
チルドコーナーで買った、大崎は六厘舎監修というもの。188円もして、
安く済ます精神にはもとるのですが、他のは2人前ばかりなので
こちらにしました。
でも、期待に違いはありません。「大盛りの極太麺に魚粉をふんだんに使った濃厚だれは
他の追随をゆるしません。つけ麺界のカリスマ・・・」



と説明文に書いてあるとおり、
どーんと印象が深いタイプです。麺が太いので家で、湯の中で踊らせるようにすることさえ
気をつけておけば安心して湯がくことができますし、濃厚だれには切ったネギとチャーシューを
入れて一煮立ちさせると、ぐっと香りが立ちます。
そして一工夫は、ゆであがった麺を一旦流水で洗ってぬめりをとり、
新湯を張ったどんぶりに入れたことでしょうか。
鹹水の強い麺は、そのままざるに上げるとくっついて球になるし、完走すると
麺の口当たりがささくれ立ってしまうので、伸びの少ない極太麺は、
お湯につけておくと、つるつる感が楽しめて好きなのです。

きょうはあと、何をしようかな、っと。