日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

台風のもたらした水の恐怖を知る

2016-10-10 14:07:35 | 旅行記
今回の旅の目的の一つは、
夏の台風攻勢で、洪水に襲われた、
富良野市麓郷にある、馴染みのペンションを訪ねる事です。



深い原始の森に囲まれた別天地は、白樺やカエデが色づき始めた頃。





牧草地が水であふれ、流木が積み重なったとききました。
トラクターで運び出したとか。

宿前の一本道に、この先行き止まりの看板があります。



市街地に降りるために欠かせない岩月橋の所までしか道はありません。





台風の日、橋の高さを越えた水が欄干のガードレールを押し倒し、流木が引っかかり、
アスファルトを引きちぎりました。
なので、市外に出るためには、10キロ近い遠回りが必要です。

人の少ない所だけに、いつ修復の工事が入るのかは目処も立っていません。
他にもひどい被害の場所は多いからと、微笑みながら話すのが、
ここにいる人たちの素敵に心引かれるところでもあります。



美味しい野菜畑の朝ごはん、
ごちそうさまでした。