日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

木曽路にトウモロコシ、五平餅、アイスあり

2017-08-19 22:14:22 | 旅行記
なぜ木曽路の味が記憶に残っているのか。
それは、子供時代に祖父母をはじめとして、親戚一同が集まる場所で、
夏休みになると毎年のように来ていたからです。

おそばの『くるまや 本店』は、祖父のたいそうなお気に入りで、
ここが休みだったりして支店に行くことになると、
めったに無駄話をしない明治の男が、『どうも支店はいかん』などとクチグチ言っていたのを覚えています。

木曽で食べるのは、ざるそばを始め、普段家では食べないものばかりでした。



だから彼女にも食べてもらいたかった。
と、木曽義仲は巴御前に語るのでした。



高原のスイートコーン、いえ、そんな呼び方はしてなかったですね。
甘い甘い、朝採りトウモロコシのゆでた奴です。
道の駅『木曽福島 日義村』で買いました。

そして同じく道の駅のスタンドで。

クルミ味噌かな、こちらの甘味はコクとともに。


最後は今日のお宿、木曽駒高原ホテルで見つけたスイーツです。

こちらは、子供時代に食べた物ではありません。
開田高原の牛乳を原料にしていますが、いわゆるご当地物としてブランド付けする事はなかった時代です。
それに、親戚が集まりますから、
お菓子はそれそれの住む土地からの持ち寄りです。
兵庫、愛知、東京。
特に、東京の叔母が持ってきてくれるヨックモックは、
当時の私の生活には全くクロスすることのないお菓子でした。

夢のスイーツを口にできるのも、
木曽路の記憶です。



そうか、ここか 生蕎ば くるまや本店、

2017-08-19 13:09:19 | 旅行記
記憶をたどる旅の目的はこちらです。



この看板、格子は視覚の記憶に刻まれています。
五組ほどが待つ時間、ちょっと散歩してみます。



店のすぐ横を、細いけれど深く削られた川が流れ、
暑い夏に清風を吹きかけてくれます。
ああ、こんな所に立っていたんだと、視野の狭かった子供時代を思いながら、
店の前に戻ると、漂ってくるのは甘い香り。
蕎麦屋と言えば、鰹や醤油より、
この鼻の奥を優しくくすぐる甘さが記憶に残っているのだと、
深く自分に確認します。こう言うのを、忘れてても深く脳に刻まれていると言うのでしょう。

ますます、そばが楽しみです。




中央東線から木曽谷へ

2017-08-19 10:09:59 | 旅行記
夏は旅。
時差ボケも体の中に残しながら、
土曜に馴れた新宿八時発スーパーあずさ5号に乗って西に向かいます。
でも今日は、定番・諏訪~松本界隈ではなく、
中央東・西線の合流点で電車を降りる旅です。

行く先は、『胃袋の記憶』がキーワード。
タノシミダ、と腹が鳴いております。