日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

5月の演芸始めに襲名披露とは縁起がいいや

2019-05-12 16:53:47 | ふさおまき(オス)日記
5月の国立演芸場は、大型連休のため、上席がなく、中席のみの定席です。

三遊亭圓歌の四代目襲名披露が寿につく、おめでたい定席となりました。



ロビーにはテレビ局からも花スタンドが並びます。
舞台の背景にも、ご贔屓筋からの幕がかけられて、目出度い気分はうなぎ登り。
出身地の鹿児島にちなんだ桜島を描いたもの。熱い喋りをする、歌之介から圓歌に名が変わる彼の、ほとばしる意欲が伝わるような、赤い溶岩の噴出する一瞬の姿です。

一門の目出度いお話の数々と、木久扇の三本締めで終わった、暖かい口上、
締めはもちろん本人の一席で、
父を早くに亡くした母と子の、明るくも悲しい思い出話しの数々を点描した『母のアンカ』で、
ホロリとした気分になったのでした。