日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

元素のふしぎ in 国立科学博物館

2012-07-23 08:51:36 | ふさおまき(オス)日記

日曜日の上野は行き交う人々で混み合っていました。

夏休みだからでしょう、親子連れが多く、かつデート中のカップルも沢山花咲きます。

フェルメールがほほえむポスターと、パンダのお父さんだけ見れるようになりましたよ、という

告示を見たりしながら、駅から7分ほど歩いた国立科学博物館へ参りました。

 

現在の特別展示は「元祖のふしぎ」

これを見に行こうと発案する彼女も不思議な人ですが、受けて立とうという私と弟も

結構な物好きです。もちろん3人とも文系人間。

ほとんど腕まくりしながら役所に出かけていく職人的な気分でしたが、

会場に入ってびっくり。

子供が多いんです。小学生、中学生くらいかな。

小学生は手のひらに乗るくらいのメモ帳に一生懸命鉛筆で、元素の説明を書き込む姿が見られます。

中学生以上になると、アイフォンでパチパチやるのが主流。

私には皆目理解できない、元素の化学的特性や電気的な動きを書いた説明版や、

顕微鏡写真を撮影しているのです。

118ある元素のすべてをパネルと物的展示で並べ、その間の所々に、

”この元素のガスを放電するとこう光る”的な、ネオン(Ne)元素を見て、ハハーンと思わせる

手法を織り交ぜています。

一番人気は、「さわってみよう」コーナーで、金銀銅の延べ棒が展示してあった場所でしょうか。

アクリル板で覆われたケースに手を入れて、金一本を片手で持ち上げようとすると

それはもうずっしり、ありがたみを感じるのでありまして、

私としてはこの体験だけで今回の1300円入場料を精算した気になったほどです。

 

話がずれました。

でも、本来の元素話に戻そうとしても、記憶に刻まれた情報はほぼゼロというのが

情けないところでありまして、話はこのまま終わるのであります。

あ、私の好きな元素ですか。

窒素です。

沢山ある、という認識は×。

他のものと結合したりしなかったから、大気中に沢山単独で残っている、

という考え方ができるんだそうであります。

ふーん、と思えたという理由だけで、窒素が好きなりました。

わずかな抵抗を記して、元素の世界から撤退!

 

 


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