不安定な大気だった今日の東京。
レーダー画像を見ると、関東でも多摩~湾岸だけに雲がわいています。
二度目の雨がやみかけたところに、やって来たのは夢の島陸上競技場です。
。
さすがに平日はすいています。
小雨の中を、ジョグ一周。
ここはダッグアウト前のようなスペースがあって、庇があるのでそこで体操とストレッチ。
雨の行方を見ながら準備します。
10分ほどして雨粒が見えなくなったので、
動的ストレッチとドリル。
ですが、誰も使っていない砂場を横目に、気持ちは早く跳びたいと
思うばかりです。
ただいきなり跳ぶと体を壊すのが関の山なので、ぐっと我慢して
120m×3本流しとスパイク履いてのスタートダッシュを3本。
すると、急にわらわらと人が涌いてきました。
どうやらどちらかの高校陸上部がバスで到着したようです。
砂場をとられてはならじ・・・と受付に行って申し込み。
思わず「砂場貸して下さい」と叫んだら
「走り幅跳びですね」と可愛いおねえさんにやんわり訂正されました。
そこからは、幅跳び三昧。
試合まであと2日ですが、3週間ぶりの砂場ですから確かめたい動きはたくさんあります。
助走の足さばき、踏み切り時の足首の返し、引き上げ足の大きな動き、
腕の回転、そして着地の時に遠くを見る視線の持って行き方。
短助走で10本以上は跳んで、ようやく今日の最大の目的
「全助走で歩数マークをどこに置くか」課題練習に入りました。
本当は全助走で数を跳ぶなんて、この歳の試合直前練習ではやってはいけない
ことなのでしょうが、執念は巌もうがつ、というのは意味が違うかな。
一人で助走路を行ったり来たりしていると、なかなか間隔をとることもできず
どんどん本数が増えてしまいますし、
わらわら高校生が、助走路近くで準備運動を始めたので
何となく視線を感じて手を抜けなくなりました。
結局全助走でも10本は跳んだでしょう。
着地点はなかなか伸びませんが、踏み切り板まで全力で走り込むための
マーキング位置は決まりました。
走り出し34.9mで右足合わせスタート。
第1マーク22.3m、第2マーク11.0メートルでそれぞれ右足合わせ。
これで土曜日の東京都民体育祭は決まりです。
と、ここまで書いていた金曜朝、都民体育祭の監督から突然電話が入りました。
「4×100mリレーのメンバーが、急きょ遅れて来ることになりました。
午前中の予選だけ、出場できるように準備して下さい」
もちろん喜んで引き受けますが、周りはきっと10秒台~11秒フラットの大学生や若い社会人ばかりの
はずです。
どこまでついて行けるのか・・・緊張が走ります!(家の中だけです。私一人ということですね)
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