蕎麦に陶然とした後は、気ままにブラブラしたいなと感じながら、ふと思い出した事がありました。
知人が教えてくれたお味噌の醸造元がこの辺りにあったはずです。ググってみると200メートルしか離れていません。
すぐ着く、と計算しつつ、曲がる角を間違えたりして5分もかかるのは方向音痴のご愛嬌とうもの。
石井味噌さん、売店とレストランがあり恐る恐るのぞいていると、蔵を見学しないかと誘って頂きました。
背より高い大きな杉の樽が並んでいます。
年に一度、2月から3月の間に仕込んで、後は数ヶ月ごとにかき混ぜ発酵を促していくそうです。
今時の味噌蔵は金属のタンクに原料を入れて加温する事で、数ヶ月有れば製品になるんですけどね、と笑う職人さんは、この時期でも半袖で、綺麗に筋肉が盛り上がっています。
こちらでは一年、もしくは三年かけてようやく出荷となるそうです。
信州の大豆と水と空気に育まれた三年物はどんな味がするのかと楽しみにしながらお土産をひとつ買いました。
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